絵本と 子どもと ゆる親業

   2男2女を育てる40代母* 現在、読み聞かせボランティアとしても活動中              

【海の環境問題】を考える絵本=おすすめ8選=

 

今回の記事のテーマは、

SDGsの目標14〔海の豊かさを守ろう〕

 


〔PR〕海に生きる!ミガメの花子
作: 黒部 ゆみ 監修: 奧山 隼一 出版社: 偕成社 

 

目次

 

 

今や、待ったなしの【環境問題】

海洋汚染も、深刻な そのひとつ。

 

まずは、

大人が読んで、知って、考えて、

行動を起こすべき問題だとは思うけど、

 

今回は、

子どもと一緒でも 読めるような

見やすくて、分かりやすいものを

8冊選んでみました。

 

 

 

あるひくじらがやってきた

作:ニック・ブランド 訳: なかがわ ちひろ
出版社: 小学館

 

くじらが街で暮らすようになって大騒ぎ!

困った人々は、

くじらを街から追い出そうと考えるが…

 

くじらたちが海へ帰れない理由とは?

 

前半、なんだか

ファンタジーっぽいお話かと思いきや、

環境問題について考えさせられる一冊。

 

少し見方を広げると、

移民問題にもつながるような内容。

 

 

 

ペンギンかぞくのおひっこし

作: 刀根 里衣 出版社: 小学館

 

84羽のペンギン家族は、氷のおうちが

溶けてしまって、引っ越しをすることに。

 

でも、

どこにも暮らせそうな場所がない…

ペンギンたちが 最後に下した決断は?

 

ちなみに、

84羽のペンギンは、1997年の京都議定書

最初に署名した84か国を象徴しているのだそう。

 

 

 

いろのかけらのしま

作・絵: イ・ミョンエ 訳: 生田 美保
出版社: ポプラ社

 

いろんな【いろ】で

あふれている ごみの島。

 

ページをめくるたびに

どんどん増えていく【いろ】

 

生き物の命を奪っていく

無数の【いろ】

 

カラフルな

【いろのかけら】の正体と行く末は…?

 

 

 

ヤマネコとアザラシちょうさだ

作: 五十嵐 美和子 出版社: PHP研究所

 

海のごみで困っているというアザラシのSOS

 

頭脳明晰なヤマネコと

手先の器用な人間と、

それぞれが協力し合い「ウミキレイ」という機械で

海洋汚染の解決に取り組んでいく…

 

 

 

アルバ うつくしいうみをまもった100さいのさかな

作・絵:ララ・ホーソーン 訳:新沢 としひこ
出版社: 教育画劇

 

美しいサンゴの海で暮らす魚 "アルバ"

長い時を生きるうちに 大好きな美しいものが

少なくなっていることに気づき…

 

巻末には、海の生き物の紹介や

海を守るために私たちにできることも掲載

 

 

 

プラスチックのうみ

作: ミシェル・ロード 絵:ジュリア・ブラットマン
訳: 川上 拓土 出版社: 小学館

 

人間が出したプラスチックごみの影響を

分かりやすくて伝えてくれる絵本

 

汚してしまった海を どうすればいいのか

"今できること"を考えるきっかけくれる

 

原作のタイトルは「The Mess That We Made」

 

小学5年生の

日本人の男の子が翻訳を担当している

 

 

 

海に生きる!ウミガメの花子

作: 黒部 ゆみ 監修: 奧山 隼一
出版社: 偕成社 

 

ウミガメの生態や愛らしさと、

環境問題の深刻さを伝える写真絵本。

 

私がこの絵本で初めて知ったのは、

「ウミガメの性別は、砂の温度で決まる」

ということ。

 

温暖化の影響で、

すでに「オス」が減り続けている現在、

ごみだけではない、様々な危機を伝えている。

 

 

 

海について知っておくべき100のこと

訳・監修: 竹内 薫 出版社: 小学館

 

たっぷりとした情報量で、

図鑑や雑学物が好きな子に おすすめ。

 

フランスの国土の3倍はある太平洋ゴミベルト、

天の川の星の数より多いプラスチック破片、

核兵器の実験、深海に溜められる宇宙ゴミetc

 

自然現象や

海洋生物、海流、航海技術など、

海に関する様々な知識・トリビアとともに、

一部、海洋汚染の問題も取り上げる

 

 

 

以上、8冊の紹介でした。

 

 

【あとがき】

 

本で得た 知識や情報は、

自分で経験してみて 初めて"知恵"となり、

暮らしや人生で 活かされます。

 

本や写真、動画で見て

【知っていること】と、

 

実際に 自分自身が

【やったことがあること】は、

ずいぶん 違うから...

 

まずは、行動すること。

 

ごみを一つ減らしてみる/拾ってみる。

それだけでも、

自分が変わり始める気がします。

 

そして、

周りの大人が変わり始めれば、

 

子どもたちは、

きっと、ぐんぐん変わります。

 

 

【その他のSDGsに関する絵本の紹介】

 

SDGsの目標12〔つくる責任つかう責任〕

yuruoya.hatenablog.com

 

SDGs目標10〔人や国の不平等をなくそう〕

yuruoya.hatenablog.com

 

SDGsの目標15〔陸の豊かさも守ろう]

yuruoya.hatenablog.com

 

SDGsの目標16〔平和と公平をすべての人に〕

yuruoya.hatenablog.com