絵本と 子どもと ゆる親業

   2男2女を育てる40代母* 現在、読み聞かせボランティアとしても活動中              

【さくら満開】*【お花見】の絵本=おすすめ9選=

さくら*サクラ*桜

 

今回 紹介する絵本は、

【さくら】や【お花見】がテーマ。

 

【満開の春】を味わえるイチオシを

9冊ピックアップしてみました。

 

 

目次

 

どれも 春らしい色合いで、

表紙を見ているだけでも、

なんだか ウキウキしてきちゃいます♪

 

 

こぶたのブルトン はるは おはなみ

作:中川 ひろたか 絵:市居 みか

出版社:アリス館

 

個人的にとっても大好きな絵本、

【こぶたのブルトン】シリーズ☆

 

こぶたのブルトンに、いたちのアンドレ

そして、だるまのタカサキさん。

強烈に とぼけた仲間たちが巻き起こす

とんでもないドタバタ劇!!

 

お弁当に、お花に、しゃぼん玉。

色合いも きれいで、

春のウキウキが(はちゃめちゃに)詰まった

元気の出る絵本☆

 

こぶたのブルトン シリーズは、

春・夏・秋・冬と4冊出ているので、

このノリが 気に入った人は、

他の季節も ぜひおすすめ♪

 

 

 

はるじゃのばけつ

作・絵:白土 あつこ

出版社:ひさかたチャイルド 

 

【たっくんとたぬき】シリーズ、

春・夏・秋・冬と4冊ある中の 春篇。

 

ばけつ いっぱいに、

桜の花びらを集める男の子と、

 

そんな男の子と一緒に遊びたくて

ジャマをしてしまう たぬき。

 

子どもらしい無邪気なやりとりの後、

ページいっぱいに広がる

優しい色合いと 思いやりに、

春の喜びや幸せが 込み上げてくる。

 

読み終わって タイトルを見ると、

また改めて、じーんとくる…

余韻を大切にしたい 一冊。

 

 

 

おばけの花見

作:内田 麟太郎 絵:山本 孝

出版社:岩崎書店

 

この作家コンビが手掛けた絵本は、

どんちゃん騒ぎがよく似合う(笑)

 

おばけ×さくら…

「これぞ日本!」といった取り合わせ。

 

ろくろくびのあねさんをはじめ、

個性派ぞろいのおばけたちが大集合。

 

くっきりした色合いと、

大胆な構図/ページの使い方で、

眺めているだけでも とっても楽しい♪

 

 

 

たろうのひっこし

作:村山 桂子 絵:堀内 誠一

出版社:福音館書店 

 

たろうが お母さんからもらった

じぶんのおへや。

それは、赤いじゅうたん。

 

じゅたんをひろげた場所が、

じぶんのおへや。

 

窓際、廊下、お庭、

そして、満開のさくらの木の下。

お友だちも、おやつもいっぱい☆

 

別れを伴う お引っ越しではなく、

すぐにでも真似したくなるような

すごく素敵な「おひっこし」

 

 

 

はじめまして

作・絵:近藤 薫美子 出版社:偕成社 

 

一本の桜の木に集まる

虫や鳥たちの 四季折々の様子。

 

もう一度、春が巡ってきたとしても、

次の春に咲いているのは、別の花。

その花 一つ一つにとっては、

たった一度きりの春…

 

一期一会を感じさせるメッセージに、

大人はちょっぴり ハッとさせられる。

 

一方、子どもたちにとっては、

賑やかで 親しみやすいイラストなので、

探し絵のように、

生き物の交流を眺めて 楽しんでいる♪

 

「はじめまして」の機会が増える

新年度の時期にも おすすめの一冊~*

 

 

 

さくらがさくと

作:とうごう なりさ 出版社:福音館書店 

 

桜の木のことを分かりやすく説明した、

科学絵本の側面もあるけれど、

 

何よりも、

どこまでも続く 川沿いの桜並木の風景と

その下で繰り広げらる人々の暮らし…

 

その情景が 本当に本当にきれいで、

横長の絵本の雰囲気とも よく合っている。

 

日本の 四季の移ろいの感動を

まるごと ぎゅうっと詰め込んだような

しみじみと美しい一冊。

 

 

 

たぬきの花よめ道中

作:最上 一平 絵:町田尚子

出版社:岩崎書店 

 

山奥で何不自由なく暮らす たぬきが、

大都会(=たぬき的僻地)へと お嫁入り。

 

人間に化けて 都会へと繰り出した

たぬきたち一行の反応が 面白かわいい♪

 

花嫁さんも、それはそれは綺麗で、

満開の桜の下、本当にしあわせそう。

 

イラストを手掛けているのが、

町田尚子さんということで、

一本一本の毛並みから 瞳の輝きまで、

とっも見応えのある絵本。 

 

 

 

うさぎのくれたバレエシューズ

作:安房 直子 絵:南塚 直子

出版社:小峰書店

 

淡く繊細な さくら色が印象的で、

大人になっても忘れられない一冊。

 

おどることが大好きなのに、

上手に おどれない女の子…

そんな彼女に届いた 不思議な贈りもの。

 

主人公の心を写し取ったかのような

色づかいとその変化が、切なくて美しい。

 

バレエに限らず、

「大好きなのに 上手くできない」

そんな葛藤を抱えている子どもたちに、

そっと寄り添って 勇気をくれる物語。

 

 

 

花見じゃそうべえ

作:たじま ゆきひこ  出版社:童心社

 

ロングセラーの落語絵本

【そうべえ】シリーズの7作目!!

 

あいかわらずな あの4人組が、

春のお山で、またまた大騒動。

 

多才なはずの 彼らを見ていると、

才能の使い方は、

人それぞれなんだなぁと思わされる(笑)

 

そうべえファンは要チェック!の新刊。

(2024年2月に刊行)

 

 

 

以上。

日本の美しさが満開の絵本9冊でした。

 

この春は、

どんな桜に出逢えるかな…

 

 

 

【その他の春を感じる絵本】

yuruoya.hatenablog.com

 

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