絵本と 子どもと ゆる親業

   2男2女を育てる40代母* 現在、読み聞かせボランティアとしても活動中              

【オノマトペ】だらけの おもしろい絵本=6選=

 

世界のいろいろな言語の中でも、

とくに、

オノマトペが多いという日本語。

 

しかも、

「ぴえん」とか「もふもふ」とか、

今なお、どんどん増え続けている!!

 

それなら、

その豊富なオノマトペ

絵本でも、

存分に堪能しちゃいましょう♪

 

某お菓子の名前も、オノマトペ?!

 

目次

 

今回 紹介する絵本は、

おもに、幼児さん~小学生向け。

 

どれもこれも、

文字は 擬音語だけなのに、

ストーリー性のある6冊です。

 

 

ぎゅっ

作・絵:ジェズ・オールバラ

出版社:徳間書店

 

出てくる文字は、

ほとんど すべて「ぎゅっ」だけ。

例外は、

「ママ」「ジョジョ」の二言。

 

それなのに、

ちょっとしたワクワクも、寂しさも、

嬉しさも、大好きも、ありがとうも、

ぜんぶ ぜ~んぶ、伝わってくる。

 

ボロボロになっても、

何度でもくり返し読みたい 愛おしい一冊。

 

 

 

ぽぽぽぽぽ

作・絵:五味 太郎 出版社:偕成社 

 

蒸気機関車のおはなしを

ひながな5文字の オノマトペで、

ほのぼのと繰り広げていく絵本。

 

とってもシンプルだけど、

子どもたち 大喜び。

 

イラストだけでも、

十分に たくさんのことを

イメージさせてくれる絵本で、

 

読む人が自由に、

おはなしを広げられるところにも、

五味太郎さんらしさを感じられる。

 

 

 

わんわん わんわん

作・絵:高畠 純  出版社:理論社 

 

動物の鳴き声がいっぱいで、

赤ちゃんから楽しめるオノマトペ絵本。

 

高畠純さんの

表情豊かなイラストが親しみやすく、

増えていく動物たちが かわいい♪

 

動物の鳴き声だけなのに、

文字のサイズや配列が にぎやかで、

 

そこからうまれるストーリーに、

次第に 引き込まれてしまう。

 

赤ちゃん時代を卒業してからも、

また違う形で、長く楽しめる一冊☆

 

 

 

すしん

作:たなか ひかる 出版社:ポプラ社 

 

ほぼほぼ「すしん」という擬音語の

バリエーションだけで、

物語が展開していくのに、

なぜか、とっても しっくりくる不思議。

 

そもそも「すしん」っていう

擬音語がナゾすぎる!!(笑)

 

「おすし」の絵本なのか、

「乗りもの」の絵本なのか、

はたまた「生きもの」の絵本なのか。

 

【頭はよくならないシリーズ】の一冊、

「無意味を楽しむ絵本」だそう♪

 

 

 

おきにいりのしろいドレスをきてレストランにいきました

作:渡辺 朋 絵:高畠 那生

出版社:童心社 

 

いったい何が起こるのか・・・

たぶん大人は、タイトルから、

なんとな~く察してしまうけれど、

 

その予感が当たるのは、

ほんの 冒頭部分だけ。

そこから物語は、どんどん思わぬ方向へ⁈

 

ベートーベンの交響曲 第5番、

『運命』に挿絵をつけたら、

きっと こんな感じになるのかも⁈

 

子どもって、

こういうノリが、ほんとうに大好き!!

私も すごく好きだけど(笑)

 

 

 

そそそそ

作:たなか ひかる  出版社:ポプラ社 

 

こちらも、

【頭はよくならないシリーズ】の一冊。

 

可愛らしいコアラたちが、

「ぷるぷる」したら、「ぐにゃり」となって、

「にゅーん」としちゃう物語。

 

いろ~んな動物たちが、

いろ~んな姿で出てくるのも楽しい♪

 

ナンセンスを感覚的に楽しめる絵本。

 

 

以上。

幼児さんから小学生向けの、

オノマトペ絵本】でした。

 

 

 

【さいごに】

 

擬音語と聞くと、

「わんわん」「にゃーにゃー」など、

【赤ちゃんことば】

というイメージも強いけれど、

 

古くは

古事記』にも登場していて、

 ※列島を作る際の 海を混ぜる音を

  「こをろこをろ」と表現している

 

世界に誇る『マンガ』の世界では、

効果音的な 描き文字としても、

大・大・大活躍のオノマトペ

 

聞こえる意味から、

ことばの意味をイメージしやすく、

言うのも、聞くのも、心地よい☆

 

これって もはや、

大切にしたい 日本文化の一つだなぁ

って個人的には思います~*

 

…ちょっと大げさだけど、わりと本気で(笑)

 

 

 

赤ちゃんにおすすめの【オノマトペ絵本】

yuruoya.hatenablog.com