絵本と 子どもと ゆる親業

   2男2女を育てる40代母* 現在、読み聞かせボランティアとしても活動中              

赤ちゃんが大好きな【オノマトペの絵本】=11選=

 

小さな子どもたちは、

パ行やマ行、濁音がとっても大好き!!

 

今回 紹介するのは、

擬音語や 擬態語、オノマトペなど、

乳幼児の好きな【音】が いっぱいの絵本です。

 


〔PR〕もこ もこもこ
作: 谷川 俊太郎 絵: 元永 定正 出版社: 文研出版

 

目次

 

 

【はじめに】

 

擬音語は、

シンプルな くり返しの言葉が多く、

 

聞こえた音から、

意味をイメージしやすいので、

 

赤ちゃんが言葉を獲得していくための

大切な一歩になります。

 

 

赤ちゃんの聴力は、

お腹の中にいるときから、

すでに 発達し始めていて、

 

身近な人の声は、早くから

ちゃ~んと認識できているので、

 

ぜひぜひ、身近な人が

声にだして たっぷり読んであげたい

【ことばあそびの絵本】 11冊です。

 ※ 音が出る絵本の紹介では ありません。

 

 

もこ もこもこ

作: 谷川 俊太郎 絵: 元永 定正

出版社: 文研出版

 

小さな人たちが 大大大好きな絵本!!

「しーん」から始まって「もこ もこもこ」

とても抽象的なイラストなのに、

何かが起きそうな 楽しそうな気配...

 

さらに、次へと続きそうな終わり方が、

子どもたちの「もう一回!」を

エンドレスに引き出していく

 

 

 

じゃあじゃあびりびり

作:まつい のりこ 出版社:偕成社

 

はっきりした色と シンプルなイラストで、

1つの絵に対して、1つの言葉と1つの音。

 

それぞれ、見開き1ページで完結するので、

飛ばしても 戻っても、どこを読んでもOK!

 

角丸の厚紙や 絵本のサイズ幅など、

赤ちゃんのことを考え尽くされた一冊

 

 

 

ころころころ

作・絵: 元永 定正 出版社: 福音館書店

 

きれいな やさしい色合いの 小さな玉が

いろんな道を転がっていく…

 

かいだんみちや、さかみち、すべりだい...

「しゅうてーん」っていう終わり方が、

電車ごっこみたいで ちょっと楽しい。

 

シンプルなのに飽きさせないイラストは

「もこ もこもこ」と同じ元永 定正さん

 

 

 

ごぶごぶ ごぼごぼ

作: 駒形 克己 出版社: 福音館書店

 

赤ちゃんが大好きな音、

濁音や半濁音などの 破裂音がいっぱい。

 

タイトルからも、

水の中/水の音を想起させられるが、

胎内をイメージして作られた絵本なんだそう。

 

穴なきのしかけ絵本にもなっていて、

聞いて、見て、さわって楽しめる!

 

 

 

ぽぱーぺぽぴぱっぷ

作:谷川 俊太郎  絵:おかざき けんじろう

出版社:クレヨンハウス

 

カラフルで、

のびのびした感じのイラストと、

「ぱぴぷぺぽ」だけで作られた文章で、

とことん【音】と【リズム】を楽しむ絵本。

 

読んでいても、

言葉の意味は分からないけど(笑)

小さな人たちに 大人気の一冊。

パ行、強し!!

 

 

 

もけらもけら

作:山下 洋輔  絵:元永 定正

出版社:福音館書店 

 

ジャズピアニストの山下洋輔さんが作った

語感/音感が楽しい "JAZZ絵本"

 

見たこともないような ふしぎな形と、

聞いたこともないような ふしぎな単語...

 

文字の配列からも リズムが感じられ、

赤ちゃんだけでなく、

幼児さんにも人気の絵本。

 

 

 

わんわん わんわん

作・絵:高畠 純  出版社:理論社

 

動物の鳴き声がいっぱいの絵本。

どんどん増えていく動物たちと、

文字のサイズや配列もにぎやかな 擬声語と…

 

高畠純さんの表情豊かなイラストで、

文字は 動物の鳴き声だけなのに、

緩急のある 楽しいストーリーがうまれる

 

 

 

ぴよぴよ

作: 谷川 俊太郎 絵: 堀内 誠一

出版社: くもん出版

 

ひよこの ちいさな冒険のお話。

動物の鳴き声や 乗りものの音など、

子どもたちの身近な生活の中にある

擬音語だけで、物語が広がっていく。

 

堀内誠一さんの色鮮やかなイラストが、

子どもたちを 冒険へと誘い出す

 

 

 

ぴょーん

作:まつおか たつひで  出版社:ポプラ社 

 

くり返しのある

縦開きの絵本になっていて、

ページをめくるたびに、いろんないきものが

「ぴょーん」とダイナミックにとびはねる。

 

かえる、こねこ、ばった、かたつむりも⁈

 

虫や魚など、

生き物の体の作りを正確に描きだす

松岡達英さんの絵も必見!!

 

 

 

がたんごとん がたんごとん

作:安西 水丸  出版社:福音館書店 

 

「がたんごとん」という電車の音と、

「のせてくださーい」の可愛いくり返し。

 

シンプルな色と形で、

赤ちゃんの目を引きやすい。

 

りんごにバナナ、哺乳瓶、コップスプーンetc

みんなが運ばれていった先は...?

食への興味が出てくる頃にも おすすめ。

 

 

 

いないいないばぁ

文: 松谷 みよ子 絵: 瀬川 康男

出版社: 童心社 

 

やわらかく語り掛けるような文章と、

やさしいタッチの絵の「いないいないばあ」

右開き 縦書きなのも、少し珍しい⁈

 

赤ちゃんとのコミュニケーションに、

大活躍、大人気 のロングセラー絵本

 

 

 

...以上、

赤ちゃんが大好きな

オノマトペの絵本】11冊でした。

 

 

 

【余談】

 

この夏、

幼児教育の勉強会へ参加してきました。

 

"赤ちゃんの【音】の絵本は、

 文字の配置そのものが、

 上がったり、下がったり、はずんだり…

 

 視覚的にも、

 リズムになっているものが多いので、

 

 楽譜を見て歌うように、

 文字の配置に合わせて 読めばよい"

 

と、教わったけど、、、

 

超絶オンチな私には それが難しい(笑)