小さな子どもたちは、
パ行やマ行、濁音がとっても大好き!!
今回 紹介するのは、
擬音語や 擬態語、オノマトペなど、
乳幼児の好きな【音】が いっぱいの絵本です。
〔PR〕もこ もこもこ
作: 谷川 俊太郎 絵: 元永 定正 出版社: 文研出版
目次
- 【はじめに】
- もこ もこもこ
- じゃあじゃあびりびり
- ころころころ
- ごぶごぶ ごぼごぼ
- ぽぱーぺぽぴぱっぷ
- もけらもけら
- わんわん わんわん
- ぴよぴよ
- ぴょーん
- がたんごとん がたんごとん
- いないいないばぁ
【はじめに】
擬音語は、
シンプルな くり返しの言葉が多く、
聞こえた音から、
意味をイメージしやすいので、
赤ちゃんが言葉を獲得していくための
大切な一歩になります。
赤ちゃんの聴力は、
お腹の中にいるときから、
すでに 発達し始めていて、
身近な人の声は、早くから
ちゃ~んと認識できているので、
ぜひぜひ、身近な人が
声にだして たっぷり読んであげたい
【ことばあそびの絵本】 11冊です。
※ 音が出る絵本の紹介では ありません。
もこ もこもこ
作: 谷川 俊太郎 絵: 元永 定正
出版社: 文研出版
小さな人たちが 大大大好きな絵本!!
「しーん」から始まって「もこ もこもこ」
とても抽象的なイラストなのに、
何かが起きそうな 楽しそうな気配...
さらに、次へと続きそうな終わり方が、
子どもたちの「もう一回!」を
エンドレスに引き出していく
じゃあじゃあびりびり
作:まつい のりこ 出版社:偕成社
はっきりした色と シンプルなイラストで、
1つの絵に対して、1つの言葉と1つの音。
それぞれ、見開き1ページで完結するので、
飛ばしても 戻っても、どこを読んでもOK!
角丸の厚紙や 絵本のサイズ幅など、
赤ちゃんのことを考え尽くされた一冊
ころころころ
作・絵: 元永 定正 出版社: 福音館書店
きれいな やさしい色合いの 小さな玉が
いろんな道を転がっていく…
かいだんみちや、さかみち、すべりだい...
「しゅうてーん」っていう終わり方が、
電車ごっこみたいで ちょっと楽しい。
シンプルなのに飽きさせないイラストは
「もこ もこもこ」と同じ元永 定正さん
ごぶごぶ ごぼごぼ
作: 駒形 克己 出版社: 福音館書店
赤ちゃんが大好きな音、
濁音や半濁音などの 破裂音がいっぱい。
タイトルからも、
水の中/水の音を想起させられるが、
胎内をイメージして作られた絵本なんだそう。
穴なきのしかけ絵本にもなっていて、
聞いて、見て、さわって楽しめる!
ぽぱーぺぽぴぱっぷ
作:谷川 俊太郎 絵:おかざき けんじろう
出版社:クレヨンハウス
カラフルで、
のびのびした感じのイラストと、
「ぱぴぷぺぽ」だけで作られた文章で、
とことん【音】と【リズム】を楽しむ絵本。
読んでいても、
言葉の意味は分からないけど(笑)
小さな人たちに 大人気の一冊。
パ行、強し!!
もけらもけら
作:山下 洋輔 絵:元永 定正
出版社:福音館書店
ジャズピアニストの山下洋輔さんが作った
語感/音感が楽しい "JAZZ絵本"
見たこともないような ふしぎな形と、
聞いたこともないような ふしぎな単語...
文字の配列からも リズムが感じられ、
赤ちゃんだけでなく、
幼児さんにも人気の絵本。
わんわん わんわん
作・絵:高畠 純 出版社:理論社
動物の鳴き声がいっぱいの絵本。
どんどん増えていく動物たちと、
文字のサイズや配列もにぎやかな 擬声語と…
高畠純さんの表情豊かなイラストで、
文字は 動物の鳴き声だけなのに、
緩急のある 楽しいストーリーがうまれる
ぴよぴよ
作: 谷川 俊太郎 絵: 堀内 誠一
出版社: くもん出版
ひよこの ちいさな冒険のお話。
動物の鳴き声や 乗りものの音など、
子どもたちの身近な生活の中にある
擬音語だけで、物語が広がっていく。
堀内誠一さんの色鮮やかなイラストが、
子どもたちを 冒険へと誘い出す
ぴょーん
作:まつおか たつひで 出版社:ポプラ社
くり返しのある
縦開きの絵本になっていて、
ページをめくるたびに、いろんないきものが
「ぴょーん」とダイナミックにとびはねる。
かえる、こねこ、ばった、かたつむりも⁈
虫や魚など、
生き物の体の作りを正確に描きだす
松岡達英さんの絵も必見!!
がたんごとん がたんごとん
作:安西 水丸 出版社:福音館書店
「がたんごとん」という電車の音と、
「のせてくださーい」の可愛いくり返し。
シンプルな色と形で、
赤ちゃんの目を引きやすい。
りんごにバナナ、哺乳瓶、コップスプーンetc
みんなが運ばれていった先は...?
食への興味が出てくる頃にも おすすめ。
いないいないばぁ
文: 松谷 みよ子 絵: 瀬川 康男
出版社: 童心社
やわらかく語り掛けるような文章と、
やさしいタッチの絵の「いないいないばあ」
右開き 縦書きなのも、少し珍しい⁈
赤ちゃんとのコミュニケーションに、
大活躍、大人気 のロングセラー絵本
...以上、
赤ちゃんが大好きな
【オノマトペの絵本】11冊でした。
【余談】
この夏、
幼児教育の勉強会へ参加してきました。
"赤ちゃんの【音】の絵本は、
文字の配置そのものが、
上がったり、下がったり、はずんだり…
視覚的にも、
リズムになっているものが多いので、
楽譜を見て歌うように、
文字の配置に合わせて 読めばよい"
と、教わったけど、、、
超絶オンチな私には それが難しい(笑)