今回 紹介するのは、
いろんなタイプの【カエルの絵本】
かんたん【絵本診断付き】で、
おすすめの【カエル絵本】が分かります☆
ちなみに、
【ねこの絵本診断】を試したい方は、
こちらも どうぞ~*
【カエルの絵本診断】
これだ!と思う項目を
下から選んで クリックしてね♪
- □趣味は「カエル観察」だ
- □カエルの大合唱に癒される
- □カエルの卵を見たことがある
- □神秘的な夜を体験したい
- □カエルの触り心地が すごく好き
- □雨がふると なんだか憂鬱…
- □リアルなカエルは ちょっぴり苦手
- □雨の日は ゆっくり本を読みたい
- □いい感じの木の棒は 拾ってカエル
- □私は、かなりのカエラーだ
- □国宝級のカエルを愛でたい
診断を飛ばして、
全ての絵本紹介を読みたい人は、
そのままスクロールして 下へどうぞ。
子どもたちが「カエル」と呼んでいた何か… の靴
□趣味は「カエル観察」だ
じっくりとカエルを眺めるなら この一冊!
かえるじゃん
作:つるた あき 出版社:KADOKAWA
「これな~んだ?」と、
質問形式で進む くり返し絵本で、
だまし絵のような 意外性がたっぷり☆
表紙のように、
一見、食べものに見えるイラストは、
すべて「実在するカエル」なんだそう!!
アカトマトガエルや、
イチゴヤドクガエルなどなど、
どれも カラフルで愛らしく、
カエルが好きな人も、
全くそうでない人も ハマる一冊☆
□カエルの大合唱に癒される
たっくさんのカエルたちの大騒動
999ひきのきょうだいのおひっこし
作:木村 研 絵:村上 康成
出版社:ひさかたチャイルド
園児さんに人気の シリーズ絵本、
「999ひきのきょうだい」の中の一冊。
デフォルメされた 可愛らしいカエルが、
それはそれは、たっっっくさん登場♪
ちびっ子「あるある」な
ドタバタ劇が ユーモラスに描かれ、
後半は、仲良し家族の大ピンチで、
ハラハラ ドキドキの連続。
ダイナミックな構図や
縦に開くページの使い方も面白く、
最後は、シリーズお約束の大合唱。
子どもたちの「好き」が、
随所にちりばめられた賑やかな絵本。
□カエルの卵を見たことがある
卵から始まる 4匹のカエルたちの物語
ゆかいなかえる
作・絵:ジュリエット・キープス
訳:石井 桃子 出版社:福音館書店
青を基調とした 落ち着いた色彩で、
初版は 1964年という
ロングセラーの 還暦絵本!!
過酷で厳しい 自然環境の中、
何度も 天敵に襲われながらも、
のびのびと 楽しそうに、
とっても ゆかいに暮らすカエルたち。
生き生きとした表情や、
躍動感あふれるイラストが魅力。
カエルたちの1年間を 描いているので、
お話を通して さりげなく、
カエルの生態も 学べてしまう♪
□神秘的な夜を体験したい
とある町で起こった ほんとうの出来事⁈
かようびのよる
作・絵:デヴィッド・ウィーズナー
訳:当麻 ゆか 出版社:徳間書店
ほとんど 文字のない絵本だけれど、
リアリティあふれる 圧倒的な描写で、
大人さえも夢中にさせる
ウィーズナーの名作絵本。
もちろん、
【カエル絵本】として紹介できるほど、
どどーんと たっぷりカエルが登場☆
想像力をかきたてられる物語で、
読み終わってからも、
ワクワクの余韻がとまらない。
子どもと一緒に この本を開けば、
いくらでも
新しいストーリーが生まれそう♪
□カエルの触り心地が すごく好き
質感まで伝わってくるような 瑞々しさ
あまがえるのかくれんぼ
作:たての ひろし 絵:かわしまはるこ
出版社:世界文化社
ラッタ、チモ、アルノーという、
小さな あまがえるが登場する
【3びきのあまがえる】シリーズの一冊。
幼さと優しさが入り混じった、
ほっこり可愛らしい 成長物語。
柔らかくて細密なイラストは、
生物画家の師弟コンビが 手掛けたもの。
とってもリアルな描写の中、
花や葉っぱで着飾った、
ちょっぴりメルヘンな3匹の姿も可愛い。
上手に擬態した3匹を見つけるのは、
なかなかに難しくって 夢中になる☆
□雨がふると なんだか憂鬱…
雨の日のテンションを爆上げするならコレ!
カエルのおでかけ
作・絵:高畠 那生 出版社:フレーベル館
今日はとっても「いいてんき」♪
高畠那生さんが描く
ダイナミックなイラストと、
とことん「あべこべ」な世界観。
2回、3回と読んではじめて、
「そういうことか!」と気づけるくらい
ページのすみから すみまで、
クスっと笑える要素が ぎっしり♪
読み終わったときには きっと、
雨の「でろでろ ぐちょぐちょ」も、
楽しみになるはず?!
□リアルなカエルは ちょっぴり苦手
あのヌルヌルが苦手なあなたへ…
オレ、カエルやめるや
文:デヴ・ペティ 絵:マイク・ボルト
訳:小林 賢太郎 出版社:マイクロマガジン社
カエルをやめて、
他の動物になりたいという カエルくん。
「だって、なんか ぬれてるし」
「だって、ヌルヌルしてるし」 etc.
そんな カエルくんの突拍子もない発言を
次々と受け止めては、
テンポよく切り捨てていく お父さん(笑)
フランクな親子の会話が とても楽しく、
意外なものをきっかけに、
「やっぱりカエルでよかったー」
という結論へ。
絵本 全体を通しては、
「あなたはあなたのままでいい」
というメッセージも しっかり届く。
小気味いい 日本語訳は、
□雨の日は ゆっくり本を読みたい
絵本の魅力を 絵本で語る、癒やしの一冊。
かえるのほんや
作:やぎ たみこ 出版社:PHP研究所
池のほとりにある
かえるの本屋さんが お話の舞台。
おたまじゃくしや かえるが集まって、
好きな本を 読んだり、買ったり…
店長さんのおはなし会も 大盛況で、
絵本のラインナップも とても素敵☆
お店の奥では、絵本を作っていて、
試行錯誤する製作過程も 丁寧に描かれ、
まるでドキュメンタリーのよう。
最後の最後に、
かえる文字一覧表が載っているので、
絵本の中に出てくる、
かえるの本を解読するのも また楽しい♪
□いい感じの木の棒は 拾ってカエル
ぼうきれだって役に立つ。備えよ、常に!
2ひきのカエル
そのぼうきれ、どうすんだ?
作・絵:クリス・ウォーメル
訳:はた こうしろう 出版社:徳間書店
一本のぼうきれの使い道をめぐって、
まるでコントのように繰りひろげられる
テンポの良い カエルのやりとり。
まさか、まさかのハプニングからの、
スリリングな 怒涛の展開!
と、ドキドキのアクション!
そして さらに、余韻を残すオチ!!
絵も インパクトがあって鮮やかで、
小学校の読み聞かせでは、
どの学年でも大人気の カエル絵本☆
『親子で読んでほしい絵本大賞』
に入賞するなど、
日本でも 注目度の高い作品。
□私は、かなりのカエラーだ
カエルを こよなく愛するあなたには…
ずら~りカエル ならべてみると
作:高岡 昌江 写真:松橋 利光
出版社:アリス館
日本のカエル 全43種の写真が、
ずら~りと並ぶ ちしきの絵本。
「ジャン・ケン・ポン」で、
手の形くらべをしたり…
オタマジャクシと カエルの
「親子合わせ」あみだくじに挑戦したり…
様々な角度から カエルを楽しめる
飽きさせない構成になっているので、
自分だけの「推し」を見つけたりと、
カエルへの探求心を満たしてくれる。
【ならべてみると】シリーズは、
カエルの他にも、
「イムモシ」や「キンギョ」などもあるので、
生きもの全般に興味がある人は、
そちらも おすすめ。
□国宝級のカエルを愛でたい
人々に愛され続ける あの国宝が絵本に!
かえるのごほうび
絵巻「鳥獣人物戯画」より
作:梶山 俊夫/木島 始
出版社:福音館書店
日本最古の漫画とも言われている
木島始さんが ストーリーをつけて、
組み立てなおしたもの。
愛嬌のあるキャラクターは、
カエルの他に、サルやウサギも登場。
ゆかいな お祭り騒ぎから一転、
ちょっとブラックユーモアな展開は、
ある意味 "昔話らしさ"も感じる。
「かえるの~」
というタイトルのわりに、
表紙に かえるの姿がないところにも、
いろいろと含みがあるようで、
思わず、ニヤリとしてしまう。
以上。
11項目の【カエル絵本診断】でした。
- □趣味は「カエル観察」だ
- □カエルの大合唱に癒される
- □カエルの卵を見たことがある
- □神秘的な夜を体験したい
- □カエルの触り心地が すごく好き
- □雨がふると なんだか憂鬱…
- □リアルなカエルは ちょっぴり苦手
- □雨の日は ゆっくり本を読みたい
- □いい感じの木の棒は 拾ってカエル
- □私は、かなりのカエラーだ
- □国宝級のカエルを愛でたい
この季節の、
読み聞かせの一冊に、ぜひどうぞ☆
【ねこの絵本診断】は こちら~*