節分が終わって、
2月4日は 立春…
春の始まりの日ですね~*
今回は、
冬の景色や寒さの中でも、
【小さな春の気配】を感じる
ほっこりする絵本を 集めてみました。
- はなをくんくん
- おねぼうさんはだあれ?
- ぽとんぽとんはなんのおと
- 999ひきのきょうだいのはるですよ
- めざめのもりのいちだいじ
- はるをさがしに
- はるだ はるだよ!10ぴきのかえる
- 春がきたよ、ムーミントロール
- はるにあえたよ
雪解けであったり、
冬眠からの目覚めであったり、
木の芽や、花のつぼみだったり…。
自然の色どりや、音、匂い、
肌で感じる温度や 風の強さなど、
子どもたちは、五感いっぱいで、
小さな変化を見つける名人だから。
春待ちの この時期に、
子どもと一緒に読みたい9冊です。
はなをくんくん
文:ルース・クラウス 絵:マーク・シーモント
訳:きじま はじめ 出版社:福音館書店
白黒で描かれた 冬の雪に閉ざされた世界…
冬眠中の動物たちが次々に目を覚まし、
「はなをくんくん」駆けだしていく。
どの動物たちも躍動感にあふれていて、
一緒にそわそわしてしまいそうな絵本♪
最終場面の、彩色されている一点から、
小さな春を見つけた喜びが伝わってくる。
春がとっても待ち遠しくなる一冊
おねぼうさんはだあれ?
作: 片山 令子 絵: あずみ虫
出版社: Gakken
うさぎのミミナちゃんが、
冬眠中のお友だちの家々を回って、
「おきておきて~」と 春をおすそ分け。
やさしい語り口で くり返しのある絵本♪
コラージュのような可愛いらしい絵は、
アルミ板の切り絵で製作されている。
春の匂いやのぬくもりを届けてくれる一冊
ぽとんぽとんはなんのおと
作:神沢 利子 絵:平山 英三
出版社:福音館書店
外の世界を知らない子ぐまたちの疑問に、
お母さんぐまが やさしく答えてくれる。
あれは?これは?と続く母子のやりとりが
静かで とても温かくて、安心感を覚える。
音の変化をたどりながら、
季節の移ろいを感じさせてくれる絵本。
999ひきのきょうだいのはるですよ
作:木村 研 絵:村上 康成
出版社:ひさかたチャイルド
「999ひきのきょうだい」シリーズの一冊!
冬眠から目を覚ました
999ひきの かえるのきょうだい。
ところが、何度 数えても998ひき…⁈
おっとり者のお兄ちゃんの行動に、
ヒヤヒヤしたり、思わず笑ったり。
ほのぼのとしたイラストもすごく可愛い。
めざめのもりのいちだいじ
おおきなクマさんとちいさなヤマネくん
リンク
作・絵:ふくざわ ゆみこ 出版社:福音館書店
ほっこりする可愛らしいイラストと、
ちょっとハラハラするストーリーで人気の、
「クマさんヤマネくん」シリーズの一冊。
冬の眠りから目覚めたヤマネくんが、
とんでもないハプニングを目撃!!
でも、頼りになるはずのクマさんは…
森のみんなで大奮闘する 優しいお話。
雪景色の中にも、
小さな春の訪れが隠れていたりと、
森の、冬から春への移り変わりも楽しめる。
はるをさがしに
作・絵:亀岡 亜希子 出版社:文溪堂
オコジョのタッチィは、
冬眠中の仲良しのくまさんに会いたくて、
電車に乗って、春を探す旅へ出発。
優しい出会いと思いやりにあふれた物語。
冬景色から春へと変わってく様は、
ふんわりと柔らかいのに鮮やかで 心が弾む♪
はるだ はるだよ!10ぴきのかえる
作:間所 ひさこ 絵:仲川 道子
出版社:PHP研究所
園児さんに大人気の
「10ぴきのかえる」シリーズの一冊。
冬ごもりハウスで眠っていた かえるたちが、
みんなそろって お目覚め♪
ちょうちょうさんや、かたつむりさん、
どじょうじいさんも、みんな登場。
そして お約束のハプニングも(笑)
賑やかで ウキウキしちゃう春の絵本
春がきたよ、ムーミントロール
訳:当麻 ゆか 出版社:徳間書店
春がやってくるまえに、
どこまでも広がる雪景色を前に、
本当に春はくるのかなと不安になってきて…。
冬の厳しさと、春のお祝いムードの両方を
たっぷりと感じられるお話
はるにあえたよ
作:原 京子 絵:はた こうしろう
出版社:ポプラ社
まだ外に出たことのない 双子のこぐまが、
はるを探しにでかけるお話。
やんちゃな双子の可愛らしい勘違い⁈
モノトーンから始まって、
だんだんと色鮮やかになっていく絵からも
春の訪れを感じられる。
読後にタイトルを見返して、またほっこり。
本格的な春の訪れまで、
あと もう少し…。
~ 春の絵本、まだまだ いろいろ準備中 ~