いつも見慣れているはずのものが、
おかしなサイズで登場すると、
子どもたちは、大喜び!!
ビックリするくらい長い!とか、
ありえないほど大きい!とか。
もうそれだけ、
子どもたちの想像がとまらない(笑)
そんな、サイズ感のバグが生み出す
【おもしろい絵本】を 10冊選んでみました。
ながいながい ねこのおかあさん
文: キューライス 絵: ヒグチ ユウコ
出版社: 白泉社
めちゃくちゃ なが~~~~い おかあさん。
おかあさんのシュールさも さることながら、
こねこのいろんな表情が たまらなく可愛い!!
親子愛に ほっこり癒される一冊
へびながすぎる
作:ふくなが じゅんぺい 出版社:こぐま社
”ながすぎて だれも へびだと きづかない”
意味深な文章。読み終わった瞬間に、
初めから 読み直さずにはいられない仕掛け⁈
サプライズもありつつ、ほのぼのできるお話
ものすごくおおきなプリンのうえで
作:二宮 由紀子 絵:中新井 純子
出版社:教育画劇
おおきなプリンは、子どもたちのあこがれ。
プリンのうえで、さぁどうする?
おおきなスイーツがたくさん出てきて、
見ているだけでも楽しくなっちゃう絵本。
作者が、阪神淡路大震災の経験者で、
意図的なメッセージになっているものですが、
読む対象には、すこし注意を払う必要あり。
おおきなかぼちゃ
作:エリカ・シルバーマン 絵:S.D.シンドラー
訳:おびかゆうこ 出版社:主婦の友社
ちょっとホラーな、趣のあるイラストで、
ハロウィンの季節に ピッタリの一冊。
「おおきなかぶ」を彷彿とさせる展開ながら
個性豊かな おばけたちが出てきては、
ユーモアたっぷりの やりとりをくり返す。
絵は少し怖い?けど、ハマる子が多い人気の本
おおきな おおきな おいも
原案:市村 久子 作・絵:赤羽 末吉
出版社:福音館書店
雨で延期になった いもほりえんそく…
「待てば待つほど おいもは大きくなるよ」
っていう先生の言葉で、
子どもたちの想像と創作が広がり始める。
子ども目線の "楽しさ"が詰まった絵本
まぁちゃんのながいかみ
作・絵:たかどの ほうこ
出版社:福音館書店
髪の短いまあちゃんが、もしもこれから
ずっとずっとずーーっと髪をのばしたら…?
魚釣りもできるし、牛も捕まえられる⁈
ウキウキするような ポジティブな発想で、
色鮮やかに 女の子の空想が広がっていく。
おおきなおおおきなねこ
作・絵:せな けいこ 出版社:金の星社
悪さをするカッパたちを おばあさんが、
知恵で懲らしめる 昔ばなし的なストーリー。
おおきなおおきな ねこが… え⁈これ、ねこ⁈
せなけいこさんの 貼り絵が楽しい、
お月見シーズンにおすすめの絵本。
ジャイアント・ジャム・サンド
作・絵:ジョン・ヴァーノン・ロード
訳:安西 徹雄 出版社:アリス館
四百万匹!! のハチの大群を退治するために、
村を挙げて ジャイアントな作戦がはじまる。
リズムのよい 詩のような文章と、
とても細かく 描き込まれているイラストは、
村人ひとりひとりにもストーリーがあって、
お話を読むのも、絵を読むのも、楽しい!
やまがみさまのきょだいべんとう
作:大串 ゆうじ 出版社:偕成社
20年に一度の
「やまがみさま だいまんぷくまつり」
やまがみさまのサイズに合わせた
巨大なお弁当を 村中のみんなで作り上げる。
大がかりな調理工程のイラストは、
昭和レトロ感いっぱいで、隅から隅まで、
見どころが詰まっていて楽しい。
ラストの意外な展開は、子どもたちの大好物!
ちいさなきしゃとおおきなおきゃくさん
作・絵:クリス・ウォーメル
訳:小風 さち 出版社:徳間書店
セイウチ、クマ、それからゾウ!!
体の大きな動物たちが、小さな汽車へと
けっこう強引に、ぐいぐい乗り込んでくる!
あまりにも ミスマッチなサイズ感に、
「ムリムリムリ!」って子どもたち側から、
つい声がもれちゃう 愉快な くり返しお話。
ハロウィンに、いもほりに、お月見…
たまたま偶然なんだけど、
秋らしい絵本も集まりました(笑)
これからの季節に、どうぞ~*
ありえないもの全般、
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