つきたての やわらか~いお餅に、
冷えてカチカチになったお餅...
びよ~んと伸びたり、ふくらんだり、
ぺしゃんこにつぶれたり、
形も 食べ方も いろいろあって、
子どもたちにとっては、
ビックリ&楽しい 七変化の食べもの。
〔PR〕おもち
作:彦坂 有紀/もりと いずみ 出版社:福音館書店
今回は、
そんな【おもち】がテーマの
おすすめ絵本を7冊選んでみました。
おもちさんがね・・
作・絵:とよた かずひこ 出版社:童心社
幼児さんに大人気の絵本、
「おいしい ともだちシリーズ」の中の一冊。
火鉢の上で焼かれていく おもちさん…
リズムのよい擬音語のくり返しと、
お決まりのセリフ「しんぱいごむよう!」で、
楽しく 美味しい おもちが完成♪
最後に書かれている 何気ない一文、
『ちいさくきって ゆっくりめしあがれ』が、
小さい子向け絵本には 嬉しい心遣い。
おもち!
文:石津 ちひろ 絵:村上 康成
出版社:小峰書店
ぺったんぺったん 楽しいお餅つきの絵本。
びよ~んと勢いよく伸びた 大きなお餅が、
いろんな生き物に大変身?
オノマトペもいっぱいで、
リズムがよく 声に出して読みやすい一冊
おもちのきもち
作:かがくい ひろし 出版社:講談社
鏡もち側の立場で語られる まさかのお話!
ユーモアたっぷりのダイナミックな展開で、
大人も思わず吹き出してしまう。
迫力あるイラストと 柔軟な発想は、
『だるまさんが』と同じ作者 かがくいさん♪
14ひきのもちつき
作・絵:いわむら かずお 出版社:童心社
「14ひきのシリーズ」の ねずみの家族が、
祖父母から子どもたちまで 総出でおもちつき!
まき割りに、かまどの火、お米の準備など、
餅つきの準備や手順まで よ~く分かる物語。
絵をすみずみまで じっくり眺めながら、
ほっこり癒される…そして美味しそうな一冊
おもちぶとん
作・絵:わたなべ ゆういち
出版社:あかね書房
お餅が大好きな ぶたのお殿様は、
家来たちに とっても大きなお餅をつかせ…。
まさか、まさか、の展開が続いて、
ちょっぴりドキドキもしちゃうけれど、
なんだかんだ平和で、ほのぼの楽しいお話。
十二支のおもちつき
作:すとう あさえ 絵:早川 純子
出版社:童心社
お腹を空かせた小さなねずみを助けた
心の優しいおじいさんとおばあさん。
翌日、ねずみは たくさんの仲間を連れて、
恩返しにやってきて…。
日本の昔ばなしのような展開と
【十二支×おもちつき】というテーマは、
年末年始にもピッタリの絵本
おもちのかみさま
作:かとう まふみ 出版社:佼成出版社
長い時間がたちすぎて、
身も心も固くなってしまったお餅は、
誰にも食べられまいと修行に励むが…
神様の登場と まさかのオチ!!
どこか「おだんごぱん」を思い出させる
民話のようなお話の流れ。
おもち
作:彦坂 有紀/もりと いずみ
出版社:福音館書店
とってもリアルに見える このイラストは、
なんと 木版画による多色刷りの作品!
網の上で焼かれていく お餅の様子は、
音や匂い、温度まで伝わってきそうだし、
磯辺焼きに、あんこもち、きなこもち、
どれもこれも 本当に美味しそう!!
つい食欲を刺激される キケンな一冊
知識×経験のリンクを
臼と杵を使って
おもちつきをする機会は、
なかなか少ないかもしれないけど、
園や学校、地域のイベントなどで、
おもちつきをした経験のある人は、
けっこういる…のかな???
本の中で見たもの(知識)と、
生活の中での実体験(経験)が結びつくと、
知識は、
やがて【知恵】へと変わっていき、
子どもたちにとって、
生きる力や、成長の力になるし、
何よりも、
子ども自身が 自分から、
【やってみたくなる/知りたくなる】
ワクワク効果が抜群なので、
ぜひぜひ、
おもちつきイベントの前後や、
おもちを食べる機会の増える この時期に、
親子で、家族で、
【おもちがテーマの絵本】をどうぞ~♪
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