絵本と 子どもと ゆる親業

   2男2女を育てる40代母* 現在、読み聞かせボランティアとしても活動中              

おしょうがつに読みたい【おもちの絵本】=7選=

つきたての やわらか~いお餅に、

冷えてカチカチになったお餅...

 

びよ~んと伸びたり、ふくらんだり、

ぺしゃんこにつぶれたり、

形も 食べ方も いろいろあって、

 

子どもたちにとっては、

ビックリ&楽しい 七変化の食べもの。

 


〔PR〕おもち
作:彦坂 有紀/もりと いずみ 出版社:福音館書店

 

今回は、

そんな【おもち】がテーマの

おすすめ絵本を7冊選んでみました。

 

おもちさんがね・・

作・絵:とよた かずひこ 出版社:童心社

幼児さんに大人気の絵本、

「おいしい ともだちシリーズ」の中の一冊。

火鉢の上で焼かれていく おもちさん…

リズムのよい擬音語のくり返しと、

お決まりのセリフ「しんぱいごむよう!」で、

楽しく 美味しい おもちが完成♪

最後に書かれている 何気ない一文、

『ちいさくきって ゆっくりめしあがれ』が、

小さい子向け絵本には 嬉しい心遣い。

 

おもち!

文:石津 ちひろ  絵:村上 康成

出版社:小峰書店 

ぺったんぺったん 楽しいお餅つきの絵本。

びよ~んと勢いよく伸びた 大きなお餅が、

いろんな生き物に大変身?

オノマトペもいっぱいで、

リズムがよく 声に出して読みやすい一冊

 

おもちのきもち

作:かがくい ひろし 出版社:講談社 

鏡もち側の立場で語られる まさかのお話!

ユーモアたっぷりのダイナミックな展開で、

大人も思わず吹き出してしまう。

迫力あるイラストと 柔軟な発想は、

『だるまさんが』と同じ作者 かがくいさん♪

 

14ひきのもちつき

作・絵:いわむら かずお 出版社:童心社 

「14ひきのシリーズ」の ねずみの家族が、

祖父母から子どもたちまで 総出でおもちつき!

まき割りに、かまどの火、お米の準備など、

餅つきの準備や手順まで よ~く分かる物語。

絵をすみずみまで じっくり眺めながら、

ほっこり癒される…そして美味しそうな一冊

 

おもちぶとん

作・絵:わたなべ ゆういち

出版社:あかね書房  

お餅が大好きな ぶたのお殿様は、

家来たちに とっても大きなお餅をつかせ…。

まさか、まさか、の展開が続いて、

ちょっぴりドキドキもしちゃうけれど、

なんだかんだ平和で、ほのぼの楽しいお話。

 

十二支のおもちつき

作:すとう あさえ  絵:早川 純子

出版社:童心社

お腹を空かせた小さなねずみを助けた

心の優しいおじいさんとおばあさん。

翌日、ねずみは たくさんの仲間を連れて、

恩返しにやってきて…。

日本の昔ばなしのような展開と

【十二支×おもちつき】というテーマは、

年末年始にもピッタリの絵本

 

おもちのかみさま

作:かとう まふみ  出版社:佼成出版社  

長い時間がたちすぎて、

身も心も固くなってしまったお餅は、

誰にも食べられまいと修行に励むが…

神様の登場と まさかのオチ!!

どこか「おだんごぱん」を思い出させる

民話のようなお話の流れ。

 

おもち

作:彦坂 有紀/もりと いずみ

出版社:福音館書店  

とってもリアルに見える このイラストは、

なんと 木版画による多色刷りの作品!

網の上で焼かれていく お餅の様子は、

音や匂い、温度まで伝わってきそうだし、

磯辺焼きに、あんこもち、きなこもち、

どれもこれも 本当に美味しそう!!

つい食欲を刺激される キケンな一冊

 

 

 知識×経験のリンクを 

 

臼と杵を使って

おもちつきをする機会は、

なかなか少ないかもしれないけど、

 

園や学校、地域のイベントなどで、

おもちつきをした経験のある人は、

けっこういる…のかな???

 

本の中で見たもの(知識)と、

生活の中での実体験(経験)が結びつくと、

 

知識は、

やがて【知恵】へと変わっていき、

 

子どもたちにとって、

生きる力や、成長の力になるし、

 

何よりも、

子ども自身が 自分から、

【やってみたくなる/知りたくなる】

ワクワク効果が抜群なので、

 

ぜひぜひ、

おもちつきイベントの前後や、

おもちを食べる機会の増える この時期に、

 

親子で、家族で、

【おもちがテーマの絵本】をどうぞ~♪

 

 

その他の【おしょうがつ絵本】はこちら↓

yuruoya.hatenablog.com