絵本と 子どもと ゆる親業

  2男2女を育てる40代母* 養育里親&読み聞かせボランティアとしても活動中              

【おしょうがつの絵本】年越しいろいろ=おすすめ6選=

 

慌ただしいようでいて、

どこか清々しい空気に包まれていく…

 

年末から年始にかけての

日本独特の 厳かな雰囲気が、

とっても好きです。

 


〔PR〕かさじぞう
作: 松谷 みよ子 絵: 黒井 健 出版社: 童心社

 

今回は、

年越しの時期に読みたい、

【おしょうがつの絵本】を選んでみました。

 

目次

 

 

 

くまのこのとしこし

作:高橋 和枝 出版社:講談社 

 

『ことし』というものが終わって、

『らいねん』をお迎えする???

 

・・・『らいねん』っていったい何だろう?

 

子どもらしい目線で描かれた年の瀬の風景。

 

来年が何か分からないなりに、

一生けんめい 新年の準備をする くまのこが、

ほっこり可愛い。

 

 

 

もうすぐおしょうがつ

作・絵:西村 繁男 出版社:福音館書店 

 

障子の張替えや餅つき、買い出しなどなど、

古き良き日本の年越し風景!!といった感じ。

 

隅々まで活気に溢れているイラストが、

文字や文章以上に、

年末の忙しなさや厳かさを伝えてくれる。

 

子どもたちが、

くり返し じっくり読みたがる

ロングセラーの おしょうがつ絵本!!

 

 

 

こたつ

作・絵:麻生 知子 出版社:福音館書店 

 

真上から こたつを見下ろしたままの図面で、

ずーっとお話が進んでいく 面白い絵本。

 

細かく描きこまれているので、

見どころは たっくさん!

 

大みそかから新年にかけての

 等身大の家族を覗いているような…

 

妙に懐かしさを感じる

あたたかな『日本の冬』が詰まった一冊。

 

 

 

じょやのかね

作:とうごう なりさ  出版社:福音館書店 

 

はじめて除夜の鐘をつきにいく男の子。

見るものすべてが特別で、ドキドキの連続!

 

子どもらしい言葉遣いと目線ながら、

景色や気持ちの描写が丁寧で 分かりやすい。

 

木版画の白黒で表現されたイラストが、

印象深い一冊。

 

 

 

かさじぞう

作: 松谷 みよ子 絵: 黒井 健

出版社: 童心社

 

日本の大みそかのお話と言えば、これ。

 

中でも

松谷みよ子さんの「かさじぞう」は、

 

じいとばあには6人の子どもがいて、

みんな小さい頃に亡くなった…

 

という文章があり、

そして、出会うのが6体のおじぞうさま。

 

しっとりと、

人生の機微に通じたお話になっている。

 

昔ばなしに多い、善人悪人という対比もなく、

しんしんと降り積もる雪の中、

ただただ 優しい人たちが出てくる…

切なくて 静かで 温かい お話

 

 

 

せかいのくにでおめでとう

作:野村 たかあき  出版社:講談社 

 

世界14か国のお正月行事がわかる絵本。

 

12粒のぶどうを食べたり、波を飛び越えたり、

くまの毛皮を着たり、ケーキを食べたり…

 

大人も思わず「へぇ」となるような風習と、

それぞれの国の言語での

「あけましておめでとう」が書かれている。

 

巻末には、少し詳しい説明付き!!

 

 

以上、

【年越しの絵本】6冊の紹介でした。

 

 

 

すべての季節行事を

伝統通りにこなすことは難しいけど、

 

だからこそ、

絵本や物語を通じて、

伝統行事を知る/触れる機会があるのも

いいかなぁと思っています。

 

冬休みの読み聞かせにも ぜひ~*

 

 

yuruoya.hatenablog.com