落ち葉に、きのこ、紅葉、
どんぐり、まつぼっくり、虫たち…
今回の記事では、
【秋の自然】をたっぷり満喫できる絵本を
11冊 紹介します。
落ち葉があれば、無限に遊べる子どもたちw
目次
- もりのかくれんぼう
- あきのセーターをつくりに
- 14ひきのあきまつり
- なく虫ずかん
- おちば いちば
- ほしじいたけ ほしばあたけ
- ドングリさがして
- びっくりまつぼっくり
- もりいちばんのおともだち
- こんくんのおんがくはっぴょうかい
- きんいろあらし
どれも 対象年齢は、
園児さんから 小学生向け。
ちょっとしたストーリーを
楽しめるようになった子たちに
おすすめの【おはなし絵本】です。
もりのかくれんぼう
作:末吉 暁子 絵:林 明子
出版社:偕成社
不思議な森にまよいこんで、
動物たちと かくれんぼする女の子。
絵の中に隠れている
動物たちを探しながら読んでいくので、
かくれんぼの楽しさも味わえる。
読み終わってから、
「タイトル」と「表紙」を見返すと、
きっとまた 発見があるはず♪
林明子さんのイラストがほっとする、
あたたかな 秋色の絵本。
あきのセーターをつくりに
文:石井 睦美 絵:布川 愛子
出版社:ブロンズ新社
春・夏・秋・冬と、4冊でている
「おようふく絵本」シリーズの秋編。
りすのすりちゃんが、
"つんつるてん"になったセーターを
仕立て屋のミコさんに持っていき...。
ミコさんが手がける お洋服は、
ただ 作り直すだけじゃなく、
着る人の好みや思い、季節の素材を
ふんだんに取り入れた 素敵な仕上がり☆
登場人物がみ~んなやさしい、
可愛さ満載、秋らしさ満載の一冊♪
14ひきのあきまつり
作:いわむら かずお 出版社:童心社
ねずみの大家族が
自然と共に生きる姿を描いた物語、
「14ひきシリーズ」の中の一冊。
かくれんぼ中に
行方不明になった ろっくん。
ろっくんを探している途中で、
ねずみの一家は 森の秋祭りに遭遇。
躍動感に満ちた 不思議なお祭りで、
キノコに どんぐり、かえる、かたつむり、
森の生き物も たっっくさん登場。
文章以上に 絵が物語るシリーズで、
秋色に染まった森が美しい。
なく虫ずかん
作:大野 正男 絵:松岡 達英
出版社:福音館書店
「虫の鳴き声」の科学絵本。
カタカナで書かれた 虫の声。
「ないているのは なんの虫?」
ページをめくると、
精密に描かれた 虫たちの姿。
それぞれの特徴をとらえた文字からも、
鳴き声の雰囲気がよく分かる。
「目で聞く」絵本だからこそ、
想像力をめいいっぱい刺激される一冊。
巻末には、
虫たちが音を出す仕組みの解説や、
虫の鳴き声の楽譜もついている。
おちば いちば
作:西原 みのり 出版社:ブロンズ新社
主人公のさっちゃんが、
ドングリのお馬さんに乗ってやってきたのは
「おちばいちば」
雑貨屋さん、ブティック、魚市場...
それぞれのお店には、
おちばで出来た いろん商品がたっくさん!!
「くーださいな くーださいな」
さっちゃんは、
「どんぐりのぼうし」でお買い物♪
イラストが とても丁寧に、
細か~く描きこまれているので、
読むたびに新しい発見があって楽しい。
自然の中での遊びのヒントと、
秋がいっぱい詰まった かわいい一冊。
ほしじいたけ ほしばあたけ
作:石川 基子 出版社:講談社
なんと なんと、
「干ししいたけ」が主役の絵本!!
出てくる きのこたちは、
どれも実在する「きのこ」で、
ストーリーは、
子どもたちにも分かりやすい
人助けや 勧善懲罰もの。
ほのぼの のんびり、シブそうに見えて、
アクション満載の ヒーロー絵本!!
ピンチの時の変身方法も、
かなり変わっているけれど、
「干ししいたけ」らしくって面白い☆
きのこや乾物などの
食育にもピッタリの 味のある一冊。
シリーズ6作目となる 最新刊、
【まぼろしのいずみ】PRも、
2024年9月に発売されているので、
同シリーズファンは ぜひ♪
ドングリさがして
作:ドン・フリーマン/ロイ・フリーマン
訳:山下 明生 出版社:BL出版
家族のために、
隠しておいたドングリを探しに行く
お父さんリスの アールの物語。
思った以上に大冒険⁈
人間とのふれあいも描かれていて、
ほっこり 心温まるストーリー。
「くまのコールテンくん」の作者、
ドン・フリーマンさんの 未完の原稿を
50年の時を経て、
息子のロイさんが完成させたもの。
あとがきを読むと、
また違った印象を受ける 感慨深い作品。
びっくりまつぼっくり
作:多田 多恵子 絵:堀川 理万子
出版社:福音館書店
まつぼっくりの不思議がわかる、
幼児向けの科学絵本。
説明するというよりは、
好奇心を刺激する、
知る喜び/楽しさにあふれた一冊。
「びっくり まつぼっくり」と
「しょんぼり まつぼっくり」
こういう言葉選びも すごく好き。
絵本に出てくる「まつぼっくり手品」は、
とっても簡単なのに 面白いので、
まつぼっくりが手に入ったら、ぜひ!
もりいちばんのおともだち
おおきなクマさんとちいさなヤマネくん
作・絵:ふくざわ ゆみこ
出版社:福音館書店
「クマさんとヤマネくん」シリーズの
第1弾となる 秋のお話。
小さなものが好きなクマさんと
大きなものが好きなヤマネくん...
森のケーキ屋さんで出会った
正反対の二人は、すぐに仲良しに♪
そんな二人が織りなす、
ほのぼのやさしい 大騒動⁈
ページが進むたびに、
少しずつ深まっていく秋の気配も、
秋にちなんだ収穫のストーリーも、
この時期の 読み聞かせにピッタリ☆
絵も、文章も、メッセージも、
どこをとっても ほんわか癒される、
私のお気に入りの絵本。
こんくんのおんがくはっぴょうかい
作:たしろ ちさと 出版社:講談社
仲良し4人の物語、
【クリスマスのおかいもの】PRなどで人気の
「つんつくむら」シリーズの一冊。
秋にやってくる渡り鳥たちと
音楽発表会をしようと約束している こんくん。
ところが、
渡り鳥が なかなかやってこないので、
4人は、秋を探しに行くことに...。
本番直前の緊張感や、
湖上のステージでの すてきな発表会、
そして、楽しそうな打ち上げパーティ。
いろんな秋の魅力が 目白押し!!
たしろちさとさんの温かい絵も、
ゆったりした気持ちにさせてくれる。
きんいろあらし
作・絵:カズコ・G・ストーン
出版社:福音館書店
「やなぎむらのおはなし」シリーズ、
虫さんたちの物語の、秋の巻。
秋のやなぎむらに、
“きんいろあらし”という竜巻が近づいて…
必死に身を守る虫たちの様子に、
はらはらドキドキ。
虫たちの特徴をよくとらえた
キャラクター設定/個性が 魅力的で、
それぞれ虫たちの名前も可愛い。
虫好きの子は もちろん、
じっくり絵を眺めるのが好きな子にも、
おすすめのシリーズ☆
以上、
【秋の自然を感じる絵本】11冊でした。
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