今回 紹介するのは、
鬼が出てくる【おもしろい絵本】です。
目次
怖~い鬼に、
やさしい鬼、かわいい鬼、
なんだかちょっと情けない鬼…
とにかくいろんな、鬼・オニ・おに!!
ストーリーは、節分と関係ないけれど、
(言い換えれば、一年中 楽しめる♪)
我が家のお気に入り9冊を 集めました。
オニじゃないよおにぎりだよ
作:シゲタサヤカ 出版社:えほんの杜
おにぎりが大好きなオニの3人組が主人公♪
人間たちに、美味しいおにぎりを
食べてもらおうと あの手この手で大奮闘!!
ゆるくて 健気で 可愛らしい オニたちの
ナナメ上の発想に、親子で笑いっぱなし。
見返しから、絵のすみずみまで、
丸ごとぜ~んぶ楽しい イチオシの一冊!!
だれのパンツ?
作:シゲリ カツヒコ 出版社:KADOKAWA
大きな大きな この柄のパンツ、一体だれの?
おにのパンツ?いえいえ、違います。
答えは、読んでからのお楽しみ(笑)
ページをめくるたびに驚きがあって、
何度も何度も、予想を裏切られるのが楽しい♪
探し絵の要素もあって、
読むたびに新しい発見がある おもしろい絵本。
おにぎりがしま
作:やぎ たみこ 出版社:ブロンズ新社
ひとりぼっちの こたろう少年と、
おにぎりから生まれた"おにぎり鬼"のお話。
小さくて働き者の かわいい鬼たちは、
無人島で、おにぎり屋さんを開いて大繁盛。
妖怪たちも集まって ますます賑やかに♪
結末にほっとする 優しいストーリなので、
怖がりの子でも楽しめる 鬼えほん。
えんまのはいしゃ
作:くすのき しげのり 絵:二見 正直
出版社:偕成社
ほらふきの やぶ歯医者が、
鬼や えんま大王の歯を治療することに...。
歯医者のみごとなウソのおかげで、
痛みに悶絶する鬼たちの姿が、
どこか「はだかの王さま」みたいな展開で、
じわじわと 面白さが込み上げてくる。
鬼よりも 歯医者さんの方が怖い⁈
読み終わったら すぐにでも、
しっかりと歯を磨きたくなる一冊。
オニのサラリーマン
文:富安 陽子 絵:大島 妙子
出版社:福音館書店
"地獄カンパニー"に勤める鬼、
平社員のオニガワラさんが主人公。
愛妻弁当をもって、満員バスに乗り、
上司(閻魔様)へのご挨拶があったり、
担当部署でトラブルが勃発したり。
鬼なのに、、、
普通のサラリーマン感が おもしろい!!
今作では、芥川作品の"あの糸"も登場。
シリーズも、たくさん出ています。
どれもこれも、オニだらけ♪
まゆとおに
-やまんばのむすめ まゆのおはなし-
作:富安 陽子 絵:降矢 なな
出版社:福音館書店
「まゆのおはなし」シリーズの中でも、
【鬼】が出てくる 人気の一冊。
まゆを煮て食べようとする鬼だけど、
まゆは山姥の娘なので、とんでもない怪力で…
コテンパンにやられる鬼の表情が絶妙で◎
まゆの無邪気で豪快な行動が面白くて、
最後は、みんなハッピーになれるお話♪
だいくとおにろく
再話:松居 直 画:赤羽 末吉
出版社:福音館書店
川に橋を架けたい大工と、
大工のめだまが欲しい鬼との攻防。
怖い展開になるのかと思いきや、
どこかお人好しの おどけた鬼で…。
絵巻物のような風合いの渋めの絵も、
表情豊かで 物語の場面を追いやすく、
子どもたちも惹きつける。
じごくのそうべえ
作:田島 征彦 出版社:童心社
上方落語の
「地獄八景亡者戯」を題材にした絵本。
恐ろし気な表紙やタイトルとは裏腹に、
軽快な関西弁で進む ゆかいなドタバタ劇。
そうべえさんたち4人組が、
地獄の鬼たちを相手に 大立ち回り♪
おならや くしゃみも 続々出てきて、
子どもたちは大爆笑!!
親子で楽しめる 圧巻のロングセラー
笑本おかしばなし ももたろう
作:ガタロー☆マン 出版社:誠文堂新光社
漫画家の 漫☆画太郎さんが生み出した
衝撃のギャグ絵本、子供向け笑本シリーズ。
お話の大筋は「ももたろう」のままで、
どちらかというと、より平和にした感じ…⁉
正直、あまり お上品とは言えないけれど、
保育園の読み聞かせで使ってみたら、
子どもたちだけでなく、先生方にも大好評!!
みんなを(力づくで)笑顔にしてくれる一冊☆
以上。
鬼が出てくる面白い絵本9冊でした。
節分や 鬼のお面作りなど、
季節の行事に合わせて読んでも良いし、
ストーリー自体は、
節分と関係ないものばかりなので、
普段の読み聞かせにも おすすめです♪
【節分】の行事えほんの紹介は、こちら↓
【おもしろい絵本】紹介記事の一覧は こちら↓