屋台に、おみこし、たいこに、花火。
大人でも、
気持ちが そわそわしてきちゃう
楽しい【おまつり】
小さな子どもたちにとっては、
夜に遊びにでかける というだけでも、
それはもう、とくべつな時間~*
そんな わくわくが詰まった
【花火・おまつりの絵本】を
9冊 紹介していきます。
〔PR〕はなびド~ン
作:カズコ・G・ストーン 出版社:童心社
目次
秋のお祭りにも、どうぞ~♪
びっくりはなび
作:新井 洋行 出版社:講談社
動物の形をした花火が出てくる、
乳幼児向けの かわいらしい絵本。
縦開きのレイアウトで、
さらに上へとページが広がるので、
花火らしさも 満点☆
くり返しの要素がありつつ、
色も 形も 擬音語も、
いろんなパターンが飛び出すので、
次の花火が 気になって仕方ない!
ページをめくるのが楽しい一冊♪
おまつり
こぐまの くまたが、
トンボ柄の浴衣をきて おまつりへ。
おめんに、わたがし、金魚すくい
おみこしに、盆踊り、そして花火…
あれも!これも!と
次々に 楽しいことが続く様子は、
まさに、おまつりの あのワクワク感!!
終わった後の余韻も好き。
アルミ板カッティング技法による
コラージュの絵も印象的。
はなびドーン
作:カズコ・G・ストーン
出版社:童心社
カズコG・ストーンさんの
あかちゃん絵本シリーズの第4弾。
「シュー」っと 何かが飛んでいく
濃紺の 落ち着いた夜空のページと、
「ドーン」「パパパーン」と
一気に華やかになる 大輪の花火。
はっきりした対比のくり返しに、
あかちゃんの目は くぎ付け。
少し暗めのお部屋で、
仰向けになって 読み聞かせするのも
雰囲気が出て オモシロイ♪
わにわにのおでかけ
文:小風 さち 絵:山口 マオ
出版社:福音館書店
乳幼児さんが 夢中になる絵本、
「わにわに」シリーズの 一冊。
夏の夜の喧騒に誘われて、
縁日へと でかける「わにわに」
「ずりずり づづづ」を はじめ、
シリーズお馴染みの
独特の擬音語も たっぷり味わえる♪
わたあめ、おめん、ヨーヨー、花火…
金魚すくいをする「わにわに」が、
なんだか 意味深に見えてしまって、
大人は 妙にドキドキ(笑)
蚊取り線香の燃え具合が、
楽しんだ時間の長さを物語っていて、
最後のページの「わにわに」は、
我が子と重なるようで、愛おしい。
えんにち
作:五十嵐 豊子 出版社:福音館書店
文字のない イラストだけの絵本。
だからこそ 想像が膨らむし、
一緒に読めば、会話がはずむ♪
縁日の準備の様子から始まって、
わたがし、いか焼き、お好み焼き、
金魚売りに、ひよこ売り…
絵本を開くたびに、
自分たちだけの 新しい物語が生まれる
すてきな一冊。
初版は1977年
古き良き 日本のお祭りが舞台。
やたいのおやつ
作・絵:ふじもと のりこ
出版社:鈴木出版
あんこたっぷりの たい焼きに、
あつあつの たこ焼き、
しゃりしゃり かき氷などなど…
色鉛筆で描かれているという
食べもののページは、
どれも とっても精密で美味しそう♪
屋台らしい お土産まで登場して、
どれを食べたいか、
決めるだけでも 本当に迷っちゃう。
たべもの絵本が 大好きな子に
おすすめの一冊。
はなびのひ
作:たしろ ちさと 出版社:佼成出版社
江戸の花火大会を舞台にした
たしろちさとさん初の 和風絵本。
花火大会の当日、「ぽんきち」は、
花火職人である父の元へと おつかいに...
花火を待ちきれない
江戸っ子たちの そそっかしい感じも、
「ぽんきち」家族の仲睦まじい様子も、
おもしろ可愛くて、ほっこり。
華やかなのに、
やわらかく温かみのあるイラストで、
子どもたちも、
くり返し読んで欲しがる お気に入り♪
ねこのはなびや
作・絵:渡辺 有一 出版社:フレーベル館
園児さん~低学年に おすすめの
ド迫力の花火絵本。
3組の「ねこの はなびや」が、
その技術を競い合う 花火大会。
花火師たち渾身の花火は、
どれも個性的で、とっても煌びやか。
さらに、縦に横にと展開する
ダイナミックな 仕かけのおかげで、
花火の魅力も迫力も 格段にアップ。
3組合同で作った
ナイアガラの花火は、圧巻の一言!
リアルの花火大会では、
あまり目にすることのない
花火師の活躍も感じることができて、
花火シーズンに おすすめの一冊☆
なつやすみ
作: 出版社:福音館書店
昭和レトロな 家族の団らんを
真上から 見下ろしているような
ユニークなアングルの絵本。
いとこたちと集まって、
プールに、そうめん、スイカを満喫。
夜は、みんなで神社のお祭りへ。
観音開きのページに並ぶ 夜店の数は、
なんと 50店以上!!
細かい所まで描きこまれていて、
とにかく 目が忙しくて幸せ(笑)
ユニークな構図や、
この絵本の雰囲気が気に入った人は、
同じ作者の絵本「こたつ」もおすすめ。
以上。
【花火・おまつり絵本】の紹介でした。
これまでに紹介した【夏の絵本】はこちら