絵本と 子どもと ゆる親業

   2男2女を育てる40代母* 現在、読み聞かせボランティアとしても活動中              

【節分】のことが分かる行事絵本=おすすめ11選=

おには~そと! ふくは~うち!

 

2月3日は、せつぶん。

 

病気や災い、悪いものを祓って、

みんなが健康で幸せにくらせますように…

と 心から願う日。

 

豆まきをしたり、恵方巻を食べたり、

ひいらぎや、イワシの頭を飾ったり、

 

日本の伝統的な行事を楽しみながら、

改めて、今ある日常に、

深く感謝したいと思う 今日この頃。

 

今回の記事では、

そんな【節分】のことを

子どもにも分かりやすく伝えてくれる

楽しい絵本を 11冊選んでみました。

 

まめまきできるかな

文:すとう あさえ 絵:田中 六大

出版社:ほるぷ出版 

対象年齢は2・3歳くらい。

家族で豆まきの練習をしている"まこちゃん"

本番では、無事に鬼を追い払えるのかな?

小さな子向けのシンプルなストーリー。

巻末に、節分の詳しい解説があるので、

子どもの年齢や 理解度に合わせて、

かいつまんで説明してあげても良さそう♪

 

まめのかぞえうた

作:西内 ミナミ 絵:和歌山 静子

出版社:鈴木出版 

1から10までの数え歌になっていて、

土に植えられたり、芽を出したり…と、

大豆の成長や収穫の過程を描き、

最後には、節分豆になる! というお話。

表情豊かな豆のイラストも すごく可愛い♪

 

せつぶんセブン

作:もとした いづみ 絵:ふくだ いわお

出版社:世界文化社

「セブンの行事えほん」シリーズの一冊!

園に遊びにやってきた "セブン"を通して、

お話の流れの中で 自然に、

【節分の由来や意味】についてふれている。

よわむし鬼、怖がり鬼、食いしんぼう鬼、

自分の中にいる悪い鬼をやっつけよう!!

 

のりまき

作:小西 英子 出版社:福音館書店

のり巻きの作り方を紹介する 食べもの絵本。

大きな海苔を広げて お寿司のごはんをのせて、

たまごに、きゅうり、エビ、穴子

シンプルだけど、色鮮やかで楽しい一冊。

節分用の行事えほん…ではないけれど、

恵方巻をたくさん見かける この時期に、

ふと思い出して読みたくなる お気に入り♪

 

まめまきバス

作・絵:藤本 ともひこ 出版社:鈴木出版 

「いただきバス」シリーズの行事絵本。

風邪をまき散らす"怪獣鬼"が 街で大暴れ。

風邪をひいたねずみたちも鬼になって…

豆まきや恵方巻などの【節分】だけでなく、

【手洗いうがい】の話題も盛りだくさんで、

この時期に ちょうどピッタリの一冊。

 

おなかのなかにおにがいる

作:小沢孝子 絵:西村 達馬

出版社:ひさかたチャイルド 

おなかの中にいるオニは、

おなかの持主と同じ性格⁈

面倒くさがり、食いしん坊、泣き虫…

節分の日に、豆をまいて、

おなか中にいる困ったオニを撃退♪

みんな すっきりするのかと思いきや

最後は、と~っても気になる終わり方!!

ちょっぴり ブラックユーモアな絵本

 

ようかいむらのにこにこまめまき

作・絵:たかい よしかず  出版社:国土社 

「ようかいむら」シリーズの節分絵本。

初めての豆まきにわくわくしている小鬼たち♪

ようかい神社に集まって 豆まきがスタート!

七福神や閻魔様まで加わって 賑やかに~

「節分」がどんな日なのか、

前提が分かっている子の方が 楽しめるかも。

 

せつぶんのひのおにいっか

作:青山 友美 出版社:講談社 

人間たちに気づかれることなく、

人間の家で のびのびと暮らしている鬼家族。

気づけば今年も「節分の日」がやってきて…

あんまり悪者としては描かれていない、

どこか人間くさい鬼が出てくる楽しいお話

 

ふくはうち おにもうち

作:内田 麟太郎 絵:山本 孝

出版社:岩崎書店 

とってもご機嫌な ユーモア絵本♪

気のいい酔っぱらった男と、

礼儀正しい鬼たち、必死なおかみさんに、

楽しいことが大好きな福の神!!

迫力ある絵が どんちゃん騒ぎにピッタリ。

悪い人は だぁれも出てこない、

ちょっと変わった ハッピーな節分絵本。

 

オニたいじ

作:森 絵都 絵:竹内 通雅

出版社:金の星社 

豆まきで投げられた"豆たち"が、

鬼のふりをした おじさんではなく、

本物の悪い奴をやっつけに行く!!

自転車泥棒や銀行強盗、

さらには、地球を狙う侵略者まで⁈

節分豆ヒーローが活躍するあっぱれなお話。

 

せつぶんだ まめまきだ

作:桜井信夫 絵:赤坂 三好

出版社:教育画劇 

丁寧に節分の由来を解説している絵本。

豆まきの風習の始まりだけでなく、

新しい季節の訪れ(立春)や、

ひいらぎ、イワシについても触れていて、

"病気をしませんように...

 川があふれませんように..." と、

人々が無病息災を願う心がよく分かる。

声に出して読むと8分ほど。

少し説明が多めで、小学生にも おすすめ。

 

 

ちなみに私は、

「落花生」をまく地域で育ちました(笑)

 

同じ節分といっても、

地域によっていろいろ違いがあるのも、

なんだか面白いな~と思います。

 

今年の節分、

あなたは どんな風に過ごしますか?

 

 

 

オニが出てくる【おもしろい絵本】はこちら↓

yuruoya.hatenablog.com