絵本と 子どもと ゆる親業

   2男2女を育てる40代母* 現在、読み聞かせボランティアとしても活動中              

いろんな【家族】を描いた【ほっこりする絵本】12選


そもそも【家族】の定義って

改めて考えてみると、

なかなか 難しい気もするけれど...。

 

血のつながり? 戸籍上のつながり?

ずっと 一緒に暮らしている人?

ペットたちは?

 

世の中には、

いろんな家族の形があって、

 

いつも いつも

"仲良しこよし"でいる必要はないし、

 

お互いに、

嫌なこと、腹の立つこともあるけれど、

 

それでも、

絶対的に【安心できる存在】であること、

なのかなぁ、と思っています。

 

特に、

子どもたちにとっての【家族】は...。

 

なので 今回は、

"受け入れてくれる人がいる"

"お互いに 思いやれる人がいる" etc.

 

いろんな【家族】を描いた

【安心感】のある ほっこりする絵本を

13冊、選んでみました。

 

みんなであなたをまっていた

作:ジリアン・シールズ  絵:アンナ・カリー

訳:松井るり子  出版社:ほるぷ出版 

優しく語りかけるような文章で、

新しい家族を迎えるまでのドキドキと

そわそわワクワクした気持ちが、

いっぱい詰まった 愛情あふれる一冊。

胎教絵本としても、今 人気の絵本。

 

14ひきのあさごはん

作:いわむら かずお  出版社:童心社 

10ぴきのねずみのきょうだいと、両親、

それから祖父母… 大家族の 朝の風景。

イラストのすみからすみまで楽しくて、

眺めているだけで 幸せな気持ちになれる。

"14ひきシリーズ"は 12冊出ているけれど、

どれも四季折々の 家族の風景に癒される

 

だいかぞく

作:南 知里  出版社:アルファポリス 

ひぃひぃひぃひぃおばあちゃんまで登場する

なんと、7世代の 仲良し大かぞく⁈

どこまでも ほのぼのしていて、

読み聞かせでも盛り上がる 楽しい一冊。

 

こたつ

作・絵:麻生 知子  出版社:福音館書店

こたつを中心に、家族が集まる

日本の年越し風景を描いた絵本。

今では 珍しくなりつつある⁈

日本の古き良き 定番シーンという感じ。

家族の何気ない日常の様子に ほっこりする。

 

きょうはなんのひ?

作:瀬田 貞二  絵:林 明子

出版社:福音館書店 

子どもだって、お父さんお母さんに、

大好きだよって伝えたい!!

女の子が仕掛けた お祝いや、

のよさそうな 家族みんなの雰囲気が

ふんわり 幸せな気持ちにさせてくれる。

出てくる 謎解き遊びも、真似したくなる。

 

ピヨピヨ スーパーマーケット

作:工藤 ノリコ  出版社:佼成出版社

5つ子ひよこと、お父さん、お母さん。

ドタバタのお買い物、からのお風呂、夕飯は、

子育て家族の あるあるがいっぱい!!

大人目線でも子ども目線でも共感できる一冊

 

どろんこハリー

作:ジーン・ジオン 絵:マーガレット・ブロイ・グレアム

訳:わたなべ しげお  出版社:福音館書店 

お風呂が嫌で脱走しちゃう わんこのハリー。

ドキドキの大冒険と どろんこの末に、

最後はやっぱり みんなの所へ戻ってくる。

自分のおうちや家族って いいよね~と、

ほっこりさせてくれるロングセラーの名作!!

 

ピッツァぼうや

作・絵:ウィリアム・スタイグ

訳:木坂 涼  出版社:らんか社

ご機嫌ナナメのときだって、

家族がいれば すぐに元気になれちゃう⁈

読んだら/見たら、つい真似したくなる、

スキンシップいっぱいの 楽しい絵本

 

だめよ、ディビット

作・絵:デイビッド・シャノン

訳:小川 仁央  出版社:評論社

ページをめくるたびに叱られているデイビッド

笑っちゃうけど、共感だらけの楽しい一冊

「だめよ」と「だいすきよ」の比率が、

子育て家族の リアルを感じられて 好き!!

読み聞かせでは、子どもたちにも大人気。

 

ねえねえ、もういちどききたいな

わたしがうまれたよるのこと

作:ジェイミー・リー・カーティス  絵:ローラ・コーネル

訳:坂上 香  出版社:偕成社 

自分が生まれた夜のことを聞くのが

とっても とっても大好きな女の子。

彼女は、両親と血が繋がっていないけれど、

愛されている実感に溢れていて、

家族になれたことが どんなに嬉しかったか、

親子の絆や温かさ、ぬくもりを感じられる

 

いろいろ いろんなかぞくのほん

文:メアリ・ホフマン  絵:ロス・アスクィス

訳:すぎもと えみ  出版社:少年写真新聞社 

家族構成だけでなく、住む場所も仕事も、

家族の楽しみだって みんないろいろ!

文章も分かりやすく、イラストも楽しい。

それぞれ違うことが【当たり前なんだ】と

改めて、気づかせてくれる一冊

 

わたしのかぞく みんなのかぞく

作:サラ・オレアリー  絵:チィン・レン

訳:おおつかのりこ  出版社:あかね書房 

学校で「家族の話」をすることになり、

ちょっぴり困惑する主人公。

ママが二人いる子、祖母と暮らしている子、

パパママそれぞれと 週替わりで暮らしたり、

里子の きょうだいがたくさんいたり…

得意げに語る 周りの子を見ているうちに、

様々な家族の形があることを知っていく。

 

 

 

今 現在、

養育里親の認定を受けるために、

研修や手続きを続けている我が家です。

 

「家族」ってなんだろう?

と、最近よく考えさせられますが…

とにもかくにも、

 

子どもたちにとって、

安心できる居場所の一つになれたらなぁ

と思う日々です。

 

…まだまだ 道のりは長いけど。