今回のテーマは、
1から100までの【かず】
そして、
もっともっと大きな【かず】
〔PR〕 おうさまがかえってくる100びょうまえ!
作: 柏原 佳世子 出版社: えほんの杜
数が10を超えてくると、
両手の指では 足りなくなるので、
頭の中で、
【イメージする力】が必要になってきます。
初めは、
実物や絵本を見て 指をさしながら、
少しずつ、
イメージだけでも 思い描けるように。
1から100までの数を
ただ "唱えられる"ようになる
というのではなく、
5のかたまりや、
10のかたまりを意識しながら、
数の大きさや 構成を
しっかりイメージできるような…
そんな絵本を9冊選んでみました。
かずをかぞえる
作・絵:五味 太郎 出版社:玉川大学出版部
「ことりが1わ」「はな1りん」
「10のまとまりが5 はんぱが7 57」
指折り数える、様々な物の数え方にふれる
マークや数字に 置き換えて数える…など、
さまざまな角度から、数を表現している。
視覚的に分かりやすく、読む年齢によって、
理解の深さや 楽しみ方も変わっていく一冊
1から100までのえほん
作・絵: たむらたいへい
出版社: 戸田デザイン研究室
かわいい動物と 賑やかなストーリーで、
数字抜きでも じゅうぶん楽しめる絵本。
1~20までは 1ずつ、
20以降は 10ずつ数が増えていく。
5や10のかたまりも登場しているので、
くり返し眺めているうちに、
数の構成のイメージが定着していきそう
1から100まで かずのえほん
文: クリストファー・フランチェスチェッリ 絵:ペスキー
訳: みた かよこ 出版社: 大日本絵画
ちょっとした しかけ絵本になっていて、
ページをめくるたび広がる展開が楽しい!!
「1つのどんぐり」は「1本のかしの木に」、
「2つの雪だるま」は「2つ水たまりに」etc
数字がカラフルで はっきり目につくので、
「物の数」と「数字」を一致させやすい
かぞえてごらん ぜんぶで100
作・絵:せべ まさゆき 出版社:偕成社
どのページを開いても、ひたすら100!!
100匹のねずみ,100匹の猫,100人の子ども...
探し絵クイズもあり、遊び要素もたっぷり。
10ずつのかたまりで描かれているので、
分かりやすく、思う存分 数えられる⁈
100かいだてのいえ
こちらも、
10のかたまりを意識しつつ、
100まで数えあげていく 楽しい絵本。
詳しい紹介は、こちらの記事へ↓
おうさまがかえってくる100びょうまえ!
作: 柏原 佳世子 出版社: えほんの杜
数字に興味のない子も ハマる一冊!!
王様が出かけたすきに,
やりたい放題 やらかしている家来たち。
そして...王様が返ってくるまで あと100秒!!
イラストいっぱいに広がる ドタバタ劇と、
無情にも、刻々と進んでいく秒数!!
間違い探しのようにもなっているので
絵をじっくり見るのもヨシ!
元気に声を出してカウントするのもヨシ!!
365まいにちペンギン
作:ジャン・リュック・フロマンタル 絵:ジョエル・ジェリヴ
毎日、一羽ずつ届けられるペンギン...
家の中は だんだんペンギンであふれかえり、
数えてみたり、整理してみたり、大騒ぎ。
12のかたまり(ダース)や計算要素もあり、
最後には、環境問題にも触れているが、
どんどん増えていく数を体感しながら、
ペンギンのお話として 読んでも楽しい。
こんなおおきなかず、みたことある?
著:セス・フィッシュマン 絵:イザベル・グリーンバーク
訳: 竹内 薫 出版社: 偕成社
「地球上の人間は77億人で、アリは一京匹、
総数の重さは 一緒」etc…
宇宙や地球、時間のことなど、大人でも
知らないようなことを 数字で教えてくれる。
数字の上に ふりがながあるのも 読みやすい!!
最後の終わり方が とてもキレイで、
壮大な数を知った後だからこそ 余計に、
ほっこりと 胸が温かくなる
数ってどこまでかぞえられる?
グーグルのことになったことば
作: ロバート・E・ウェルズ
訳: せな あいこ 出版社: 評論社
グーゴルという単位のお話。
1からはじまり10倍、更に10倍、10倍...
と、途轍もなく 大きくなっていく数字。
身近なものから始まって、どんどん
大きな数へと イメージを膨らませていく。
グーゴルは、1に0を100個くっつけた数!!
ちなみに、この本には出てこないけど、
無量大数は、1に0を68個つけた数
絵本の中だけじゃなく、
実際の生活や遊びの中でも たくさん使って、
しっかりと
数のイメージが根付いていると、
算数や数学で「計算」をするときにも、
【数字の世界】が楽しいです。