絵本と 子どもと ゆる親業

   2男2女を育てる40代母* 現在、読み聞かせボランティアとしても活動中              

1から100*そしてもっと大きな【かずの絵本】9選

今回のテーマは、

1から100までの【かず】

 

そして、

もっともっと大きな【かず】

 


〔PR〕 おうさまがかえってくる100びょうまえ!
作: 柏原 佳世子 出版社: えほんの杜

 

数が10を超えてくると、

両手の指では 足りなくなるので、

 

頭の中で、

【イメージする力】が必要になってきます。

 

初めは、

実物や絵本を見て 指をさしながら、

 

少しずつ、

イメージだけでも 思い描けるように。

 

1から100までの数を

ただ "唱えられる"ようになる

というのではなく、

 

5のかたまりや、

10のかたまりを意識しながら、

 

数の大きさや 構成を

しっかりイメージできるような…

そんな絵本を9冊選んでみました。

 

かずをかぞえる

作・絵:五味 太郎 出版社:玉川大学出版部

「ことりが1わ」「はな1りん」

「10のまとまりが5 はんぱが7 57」

指折り数える、様々な物の数え方にふれる

マークや数字に 置き換えて数える…など、

さまざまな角度から、数を表現している。

視覚的に分かりやすく、読む年齢によって、

理解の深さや 楽しみ方も変わっていく一冊

 

1から100までのえほん

作・絵: たむらたいへい

出版社: 戸田デザイン研究室

かわいい動物と 賑やかなストーリーで、

数字抜きでも じゅうぶん楽しめる絵本。

1~20までは 1ずつ、

20以降は 10ずつ数が増えていく。

5や10のかたまりも登場しているので、

くり返し眺めているうちに、

数の構成のイメージが定着していきそう

 

1から100まで かずのえほん

文: クリストファー・フランチェスチェッリ 絵:ペスキー

訳: みた かよこ 出版社: 大日本絵画

ちょっとした しかけ絵本になっていて、

ページをめくるたび広がる展開が楽しい!!

「1つのどんぐり」は「1本のかしの木に」、

「2つの雪だるま」は「2つ水たまりに」etc

数字がカラフルで はっきり目につくので、

「物の数」と「数字」を一致させやすい

 

かぞえてごらん ぜんぶで100

作・絵:せべ まさゆき 出版社:偕成社

どのページを開いても、ひたすら100!!

100匹のねずみ,100匹の猫,100人の子ども...

探し絵クイズもあり、遊び要素もたっぷり。

10ずつのかたまりで描かれているので、

分かりやすく、思う存分 数えられる⁈

 

100かいだてのいえ

こちらも、

10のかたまりを意識しつつ、

100まで数えあげていく 楽しい絵本。

 

詳しい紹介は、こちらの記事へ↓

yuruoya.hatenablog.com

 

おうさまがかえってくる100びょうまえ!

作: 柏原 佳世子 出版社: えほんの杜

数字に興味のない子も ハマる一冊!!

王様が出かけたすきに,

やりたい放題 やらかしている家来たち。

そして...王様が返ってくるまで あと100秒!!

イラストいっぱいに広がる ドタバタ劇と、

無情にも、刻々と進んでいく秒数!!

間違い探しのようにもなっているので

絵をじっくり見るのもヨシ!

元気に声を出してカウントするのもヨシ!!

 

365まいにちペンギン

作:ジャン・リュック・フロマンタル 絵:ジョエル・ジェリヴ

訳: 石津 ちひろ 出版社: ブロンズ新社 

毎日、一羽ずつ届けられるペンギン...

家の中は だんだんペンギンであふれかえり、

数えてみたり、整理してみたり、大騒ぎ。

12のかたまり(ダース)や計算要素もあり、

最後には、環境問題にも触れているが、

どんどん増えていく数を体感しながら、

ペンギンのお話として 読んでも楽しい。

 

こんなおおきなかず、みたことある?

著:セス・フィッシュマン 絵:イザベル・グリーンバーク

訳: 竹内 薫 出版社: 偕成社

「地球上の人間は77億人で、アリは一京匹、

 総数の重さは 一緒」etc…

宇宙や地球、時間のことなど、大人でも 

知らないようなことを 数字で教えてくれる。

数字の上に ふりがながあるのも 読みやすい!!

最後の終わり方が とてもキレイで、

壮大な数を知った後だからこそ 余計に、

ほっこりと 胸が温かくなる

 

数ってどこまでかぞえられる?

グーグルのことになったことば

作: ロバート・E・ウェルズ

訳: せな あいこ 出版社: 評論社

グーゴルという単位のお話。

1からはじまり10倍、更に10倍、10倍...

と、途轍もなく 大きくなっていく数字。

身近なものから始まって、どんどん

大きな数へと イメージを膨らませていく。

グーゴルは、1に0を100個くっつけた数!!

 ちなみに、この本には出てこないけど、

 無量大数は、1に0を68個つけた数

 

 

絵本の中だけじゃなく、

実際の生活や遊びの中でも たくさん使って、

 

しっかりと

数のイメージが根付いていると、

 

算数や数学で「計算」をするときにも、

【数字の世界】が楽しいです。

 

yuruoya.hatenablog.com

yuruoya.hatenablog.com