私がビビりなだけかもしれないけど、
とにかく、むちゃくちゃ怖かった(白目)
怖いお話を読みたい子は、ぜひぜひ!
【鬼遊び】シリーズ
〔PR〕鬼よぶわらべ歌
著:廣嶋 玲子 絵:おとない ちあき
出版社:小峰書店
古き良き 日本の風景を舞台に、
おにごっこ、かくれんぼ、かるたとり...
昔ながらの遊びを通して、
鬼たちが 子どもを捕らえにやってきます←‼‼
作者は、"銭天堂"シリーズと同じ、
あの 廣嶋玲子さん。
誰の心にもある ふとしたスキとか、
出来心とか、後ろ暗い気持ちとか、
そういう弱さに、
するりと付け込まれる臨場感は、
やっぱり凄まじい。
追い込まれた 子どもたちが、
鬼とギリギリの駆け引きを続ける様は、
読んでいて息が詰まるよう。
"銭天堂"同様、
バッドエンドのパターンもあるし、
救いのある お話も。
結末が いろいろあるからこそ、
どう転ぶか わからなくて、
読んでいて、余計にハラハラします。
さらに、ところどころに
ふと出てくる挿絵がめちゃくちゃ怖い!
もちろん、
怖い怖いだけじゃなく(笑)
言い伝えや わらべ歌、昔遊びなど、
日本の文化に根差した情感や面白さも
たっぷり 堪能できますよ。
〔PR〕髑髏の手まり歌
著:廣嶋 玲子 絵:おとない ちあき
出版社:小峰書店
シリーズは全4冊
- 鬼よぶわらべ歌
- 地獄のお囃子
- 髑髏の手まり歌
- 闇の子守唄
一冊に6編ずつ収録された、
連作の短編集になっています。
お話のひとつひとつは、
どこから読んでも問題ないのだけど、
発売された順に、春→夏→秋→冬と、
日本の四季を巡っていくので、
順番通りに読んで、ラストに
【闇の子守唄】(冬)を持ってくると、
とても きれいな終わり方になると思います。
対象年齢は、
小学校中学年・小学校高学年
文章量や語彙力を考えると、
"銭天堂"を読んでいる子たちか、
その もう少し上くらいの子ですね。
物語としては、
中高生や大人も じゅうぶん楽しめますよ。
鬼よぶわらべ歌(春)
地獄のお囃子(夏)
髑髏の手まり歌(秋)
闇の子守唄(冬)
鬼遊び 4巻セット