眠たくなると、
どうしてもグズグズしちゃう子…
眠ったと思ったのに、
少しでもそばを離れると起きちゃう子…
ギリギリの極限まで遊んでいたくて、
うとうとしながらも頑張る子…
寝かしつけ ひとつとっても、
いろんなタイプの子どもがいて、
毎晩 毎晩… プラスお昼寝のたびに、
いろんな事件⁈が起きる 子育ての日々。
〔PR〕おやすみ、はたらくくるまたち
文:シェリー・ダスキー・リンカー 絵:トム・リヒテンヘルド
訳:福本 友美子 出版社:ひさかたチャイルド
今回は、
そんな 寝かしつけのお供や、
おやすみ前のルーチンに取り入れやすい、
ふわふわと やさしく眠りに誘う
【おやすみなさいの絵本】を
10冊 選んでみました。
もうねんね
文: 松谷 みよ子 絵: 瀬川 康男
出版社: 童心社
『いないいないばあ』と同じ作者コンビ。
淡い色彩の絵と やさしい口調のくり返しは、
声に出して読んでいるだけで、
自分も、すっごく優しい気持ちになれる…
子どもが まだ小さいうちに、
何度も何度も読んでおきたい 特別な一冊
おやすみなさい おつきさま
作:マーガレット・ワイズ・ブラウン 絵:クレメント・ハード
訳:せた ていじ 出版社:評論社
おつきさまに、ふうせんに、てぶくろも、
身の回りのもの みんなに「おやすみなさい」
だんだんと深まっていく夜の気配や、
音まで聞こえてきそうな 暖炉の火…
かわいい入眠の儀式を済ませた こうさぎは、
しずかに ゆっくりと眠りについていく…
おやすみ、ぼく
文: アンドリュー・ダッド 絵:エマ・クエイ
訳: 落合 恵子 出版社: クレヨンハウス
あしさん… おなかさん… ゆびさん…
自分の体の ひとつひとつに「おやすみ」
次第に まどろんでいくオラウータンの姿が、
人間の子ども そのもの といった感じで、
たまらなく 愛おしさがこみあげてくる…
シルクハットぞくはよなかのいちじにやってくる
作:おくはら ゆめ 出版社:童心社
怪しい どろぼう集団の登場かと思いきや…
いろんな人のおふとんを、"ちょっとだけ"
かけ直してあげる シルクハットぞく。
その"ちょっとだけ"具合に なんだかほっこり。
世界中のみんな みんな、おやすみなさい
ぼくはちっともねむくない
作:クリス・ホートン
訳:木坂 涼 出版社:BL出版
まだまだ遊びたい くまの子だけど、
森の動物たちは、み~んな眠くて遊ばない。
次々に あくびが伝染していき、
動物たちの目がとろ~んとして可愛らしい。
鮮やかで落ち着いた色彩に シンプルな仕掛け、
星座や惑星でいっぱいの見返しも素敵で、
大人でも、やさしい眠りに誘われる一冊
おやすみ、はたらくくるまたち
文:シェリー・ダスキー・リンカー 絵:トム・リヒテンヘルド
訳:福本 友美子 出版社:ひさかたチャイルド
日が沈んで あたりが暗くなってくると、
エンジンを切って静かに眠りにつく 車たち…
クレーン車に、ミキサー車、ブルドーザーetc.
大好きな車の登場に喜んでいた子でさえ、
すやすやと眠る車たちを見ているうちに、
不思議と気持ちが落ち着いてきて、
おだやかな眠りに誘われ始める…
ゆめくい小人
作:ミヒャエル・エンデ 絵:アンネゲルト・フックスフーバー
訳:佐藤 真理子 出版社:偕成社
まどろみの国のお姫様は、
怖い夢のせいで眠ることができなくて…
王さまは、眠る方法を求めて旅に出る。
そこで出会った 奇妙な小人は、
呪文を唱えると怖い夢だけ食べてくれる!!
『モモ』や『はてしない物語』の作者、
ミヒャエル・エンデらしい 美しい物語。
ふしぎな呪文の書かれた この絵本は、
怖い夢で悩んでいる子どもたちのお守りに...
めをとじてみえるのは
文:マック・バーネット 絵:イザベル・アルスノー
訳:まつかわ まゆみ 出版社:評論社
そろそろベッドに入る時間だけど、
まだまだパパに聞きたいことがいっぱい!!
子どもの「どうして?」に答えるパパ。
その答えの内容は、
面白おかしく はちゃめちゃ⁈だけど、
寝る前の 親子のやりとりが愛おしい。
いやだあさまであそぶんだぃ
作・絵:ヘレン・クーパー
夜になってもまだまだ寝たくない ぼうやは、
マイカーに乗って冒険へと飛び出していく…
でも、玩具たちもみんな遊んでくれなくて、
最後に、ずんずん やってきたのは...?
寝たくない!っていう子どもの気持ちにも、
寝てくれ!って思う大人の気持ちにも、
どちらにも 優しく寄り添ってくれて、
すごく胸が温かくなる 素直な文章…
絵をじっくり見ると、さらにいろんな発見も♪
よるくま
作:酒井 駒子 出版社:偕成社
お母さんを探す よるくまのために
小さな男の子が奮闘する 夜の冒険物語。
不安で どうしようもなく寂しくて、
でもその分、ものすごく安心する結末で、
子どもは子どもなりに、親は親なりに、
じんわりと心に沁みる余韻を残す。
"酒井駒子"さんが作り出す幻想的でやさしい世界。
我が家では、
寝る前に、数冊 本を読むのが
お決まりのパターンになっているけど、
子どもの体温と ひそひそ声が心地よくて、
私の方が 寝かしつけられちゃうことも、
しょっちゅうあるような…(笑)
だから、あんまり
寝かしつけで苦労はしてないけれど、
それでも、おやすみなさいの絵本は、
たっくさん 読みました。
…という訳で、
【おやすみの絵本】
〜くすくすワクワク編〜は、こちら↓