絵本と 子どもと ゆる親業

   2男2女を育てる40代母* 現在、読み聞かせボランティアとしても活動中              

【おやすみなさいの絵本】ふわふわ編=おすすめ10選=

眠たくなると、

どうしてもグズグズしちゃう子…

 

眠ったと思ったのに、

少しでもそばを離れると起きちゃう子…

 

ギリギリの極限まで遊んでいたくて、

うとうとしながらも頑張る子…

 

寝かしつけ ひとつとっても、

いろんなタイプの子どもがいて、

 

毎晩 毎晩… プラスお昼寝のたびに、

いろんな事件⁈が起きる 子育ての日々。



〔PR〕おやすみ、はたらくくるまたち
文:シェリー・ダスキー・リンカー 絵:トム・リヒテンヘルド
訳:福本 友美子 出版社:ひさかたチャイルド

 

今回は、

そんな 寝かしつけのお供や、

おやすみ前のルーチンに取り入れやすい、

 

ふわふわと やさしく眠りに誘う

【おやすみなさいの絵本】を

10冊 選んでみました。

 

もうねんね

文: 松谷 みよ子 絵: 瀬川 康男

出版社: 童心社

『いないいないばあ』と同じ作者コンビ。

淡い色彩の絵と やさしい口調のくり返しは、

声に出して読んでいるだけで、

自分も、すっごく優しい気持ちになれる…

子どもが まだ小さいうちに、

何度も何度も読んでおきたい 特別な一冊

 

おやすみなさい おつきさま

作:マーガレット・ワイズ・ブラウン 絵:クレメント・ハード

訳:せた ていじ 出版社:評論社

おつきさまに、ふうせんに、てぶくろも、

身の回りのもの みんなに「おやすみなさい」

だんだんと深まっていく夜の気配や、

音まで聞こえてきそうな 暖炉の火…

かわいい入眠の儀式を済ませた こうさぎは、

しずかに ゆっくりと眠りについていく…

 

おやすみ、ぼく

文: アンドリュー・ダッド 絵:エマ・クエイ

訳: 落合 恵子 出版社: クレヨンハウス

あしさん… おなかさん… ゆびさん…

自分の体の ひとつひとつに「おやすみ」

次第に まどろんでいくオラウータンの姿が、

人間の子ども そのもの といった感じで、

たまらなく 愛おしさがこみあげてくる…

 

シルクハットぞくはよなかのいちじにやってくる

作:おくはら ゆめ  出版社:童心社

怪しい どろぼう集団の登場かと思いきや…

いろんな人のおふとんを、"ちょっとだけ"

かけ直してあげる シルクハットぞく。

その"ちょっとだけ"具合に なんだかほっこり。

世界中のみんな みんな、おやすみなさい

 

ぼくはちっともねむくない

作:クリス・ホートン

訳:木坂 涼 出版社:BL出版

まだまだ遊びたい くまの子だけど、

森の動物たちは、み~んな眠くて遊ばない。

次々に あくびが伝染していき、

動物たちの目がとろ~んとして可愛らしい。

鮮やかで落ち着いた色彩に シンプルな仕掛け、

星座や惑星でいっぱいの見返しも素敵で、

大人でも、やさしい眠りに誘われる一冊

 

おやすみ、はたらくくるまたち

文:シェリー・ダスキー・リンカー 絵:トム・リヒテンヘルド

訳:福本 友美子 出版社:ひさかたチャイルド

日が沈んで あたりが暗くなってくると、

エンジンを切って静かに眠りにつく 車たち…

クレーン車に、ミキサー車、ブルドーザーetc.

大好きな車の登場に喜んでいた子でさえ、

すやすやと眠る車たちを見ているうちに、

不思議と気持ちが落ち着いてきて、

おだやかな眠りに誘われ始める…

 

ゆめくい小人

作:ミヒャエル・エンデ 絵:アンネゲルト・フックスフーバー

訳:佐藤 真理子 出版社:偕成社 

まどろみの国のお姫様は、

怖い夢のせいで眠ることができなくて…

王さまは、眠る方法を求めて旅に出る。

そこで出会った 奇妙な小人は、

呪文を唱えると怖い夢だけ食べてくれる!!

『モモ』や『はてしない物語』の作者、

ミヒャエル・エンデらしい 美しい物語。

ふしぎな呪文の書かれた この絵本は、

怖い夢で悩んでいる子どもたちのお守りに...

 

めをとじてみえるのは

文:マック・バーネット 絵:イザベル・アルスノー

訳:まつかわ まゆみ 出版社:評論社 

そろそろベッドに入る時間だけど、

まだまだパパに聞きたいことがいっぱい!!

子どもの「どうして?」に答えるパパ。

その答えの内容は、

面白おかしく はちゃめちゃ⁈だけど、

寝る前の 親子のやりとりが愛おしい。

 

いやだあさまであそぶんだぃ

作・絵:ヘレン・クーパー

訳:ふじた しげる 出版社:アスラン書房 

夜になってもまだまだ寝たくない ぼうやは、

イカーに乗って冒険へと飛び出していく…

でも、玩具たちもみんな遊んでくれなくて、

最後に、ずんずん やってきたのは...?

寝たくない!っていう子どもの気持ちにも、

寝てくれ!って思う大人の気持ちにも、

どちらにも 優しく寄り添ってくれて、

すごく胸が温かくなる 素直な文章…

絵をじっくり見ると、さらにいろんな発見も♪

 

よるくま

作:酒井 駒子 出版社:偕成社 

お母さんを探す よるくまのために

小さな男の子が奮闘する 夜の冒険物語。

不安で どうしようもなく寂しくて、

でもその分、ものすごく安心する結末で、

子どもは子どもなりに、親は親なりに、

じんわりと心に沁みる余韻を残す。

"酒井駒子"さんが作り出す幻想的でやさしい世界。

 

 

我が家では、

寝る前に、数冊 本を読むのが

お決まりのパターンになっているけど、

 

子どもの体温と ひそひそ声が心地よくて、

私の方が 寝かしつけられちゃうことも、

しょっちゅうあるような…(笑)

 

だから、あんまり

寝かしつけで苦労はしてないけれど、

 

それでも、おやすみなさいの絵本は、

たっくさん 読みました。

 

…という訳で、

 

【おやすみの絵本】

〜くすくすワクワク編〜は、こちら↓

yuruoya.hatenablog.com